神戸センタープラザ西館のあなご料理大善で、昼食を頂きました。
穴子料理の神戸大善(だいぜん)は、センタープラザ西館の老舗です。
センタープラザの地階を通り抜けて、さらに進むと、センタープラザ西館の地下飲食店に続きます。
以前賑わいのあったセンタープラザ西館の飲食街は、今ではシャッターを閉めたお店が目立ちます。
その中で、穴子料理の神戸 大善(だいぜん)は、あなごの老舗です。
大善は、昭和58年(1983年)のオープンですから、この地下街でも、老舗です。
外から中をうかがうと、1時を回った時間には、お客様はもう他には見当たりません。
大善には、これまで何度も昼食に来ています。
一番奥の席に座って、私は大善定食、奥さんは幕の内弁当を注文しました。
奥の厨房では、この店の奥さんが料理を担当して、旦那さんはカウンターの外に出て、顧客サービス係をしています。
厨房で料理をしている姿が見えます。
気になるのは、塩をよく使っていることです。
幕の内のおにぎりを作るときにも、両手に塩をかけ、その後、炊飯器からご飯を両手で握り、型押しに入れていました。
穴子をお膳に乗せて、客席に運ぶ前に、塩山椒をふりかけています。
静寂の中で、昼食が進みます。
穴子をお寿司で食べるときは、蒸穴子を選びます。
焼いて食べるときは、やや硬めの穴子になります。
穴子やうなぎだけの専門店は経営が大変だと感じました。
大善の穴子を食べながら、つい思い出すのは、三原の細井の穴子です。
穴子を焼いていると、醤油の匂いが遠くまで漂ってきて、思わず引き寄せられます。
大善の穴子は、地下街の為に、焼くことが許されないのかもしれません。
炭火で焼けば、匂いにつられて、もっとお客さんが集まると思います。
穴子のとびっきり太い、太った穴子のことを伝助といいます。
大善で昼食を食べた後、淡路島由良の伝助穴子を食べたくなりました。
2017年7月18日(火)