森の水車 コトコトコットンが聞こえてきました。

HOTARU CAFE(ホタルカフェ)は、淡路市生田田尻にありました。 社長ブログ淡路/あわじ ホタルカフェ

もみじが赤くなったという噂を聞いて、淡路島なら津名町の奥座敷と東山寺に向かいます。

道幅は狭く、もし対向車とすれ違えば、どちらが道を譲るのか考えそうな細道です。

東山寺に行く途中に蛍の里の看板があり、蛍カフェがあるそうなので、ちょっと寄ってみます。

蛍が出るという看板が立っている川を見てみると、確かに川の土手は昔のままです。

蛍は川の護岸をしてしまうと生息する事が出来ず、死滅してしまいます。

蛍の宿のカフェは、水車公園の隣です。

淡路の奥座敷でも、昔の水車はほとんど消えてしまっています。

こうして水車が残っているのは、観光用です。

水車小屋の内部はきちんと組み立てられていて、

実際に、麦でもそばでも臼に入れれば、水車の動力で麦粉や蕎麦粉が出来そうです。

この辺りには桜の木も多く、桜の咲く頃には来てみたいところです。

喫茶店の中に入ってみると案内板があって、

看板娘とは違って、『看板犬が2名います』と書かれています。

蛍の宿のカフェは木造のカフェで、地元の人達が集まって、団欒をしていました。

大きな声で話しているので、聞こえてきた会話は、「最近、近所の~さんが、猿を見た」とかいう話です。

淡路島の奥の方には、人里に山から猿が出てきて、柿の実や栗などを頂きに来ているようです。

看板県のわんちゃんは、お客さんが持っているお菓子を、頂戴とおねだりに来ていました。

のんびりとしたカフェで珈琲を飲みながら、隣から聞こえてくる水車の音を聞いていると、

昔、小学唱歌で学んだ、森の水車の曲が思い浮かんできます。

2015年11月19日(木)