ボシュロムジャパン足利英幸社長の退任ご挨拶訪問。コンタクトレンズの二面性について、意見交換しました。

ボシュロムジャパン足利英幸社長の表敬訪問 足利英幸社長は、社長研究室に投稿記事を頂いた思い出があります。お互いに歴史小説ファンです。社長ブログ/神戸の社長/コンタクトレンズメーカーブログ/ボシュロム

ボシュロムジャパン足利英幸社長の表敬訪問

足利英幸ボシュロム社長が、社長退任のご挨拶に、わざわざ神戸に来られました。

足利英幸社長とは、昨年暮れに会食をして、そのときに歴史の話をして、お互いに歴史小説ファンの共通項が分かりました。

社長研究室の取引先社長の紹介にも、自己紹介の記事を投稿して頂きました。

今回の社長辞任は、誠に残念な事ですが、お話をお聞きすると、

いろいろと私生活の上でも、ご事情がある事が理解できました。

松葉博雄と奧さんとで相談して、

何か在職中の記念になるような、お餞別を選びました。それは食器です。

あまり高価な食器ではありませんが、この食器を使うときに、沢山の取引先の中で、

神戸にはさんプラザコンタクトレンズがあり、さんプラザコンタクトレンズには、

松葉博雄が居たことを思い出して頂きたいからです。

足利英幸社長が、ボシュロム・ジャパンに在職中に、

我が国のコンタクトレンズ業界について、どのような印象を持たれたのか、

最後にお聞きしたいと思い、不躾ながら、業界の特徴についてお聞きしました。

足利英幸社長のコンタクトレンズ業界への印象は、この業界は、

とても多様性のあるおもしろい業界だと、感じたそうです。

それは、コンタクトレンズの二面性にも原因があります。

一つは、高度管理医療機器として、厚生労働省から医療機器の指定を受けていることです。

もう一つは、公正取引委員会から、自由競争を促され、

高度管理医療機器とは思えないような、コモディティ化した販売形態があります。

一方では、高度管理医療機器の扱いであり、

他方では営利性・収益性のある商品であることです。

二つの行政機関は、あちらを立てれば、こちらが立たずという、二面性を持っています。

しかし、コンタクトレンズの需要は、これからも続きます。

幼少の頃から、読書、学習、ゲーム、携帯電話、テレビ、スマートフォンなど、

情報収集の為に目を酷使している状況は、これからも続きます。

それは視力低下に繋がり、視力回復の需要に繋がる事になります。

コンタクトレンズの業界における企業間競争も、

これから製造部門や流通部門、小売り部門でも競争優位を求めて、熾烈な戦いが続きそうです。

 

およそ90分、いろいろな話をして、あっという間に予定の時間が来ました。

足利英幸社長と松葉博雄は、コンタクトレンズの業界を離れても、

神戸のわが社のことは忘れないで下さい。

足利英幸様、これまでいろいろお世話になりました。

これからも宜しくお願いします。

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2014年3月26日(水)