さぬき市 津田の松原、洗心亭 奥さんの 思い出の渚でした。

さぬき市の津田の松原は、奥さんの思い出の渚でした。津田の松原へ海水浴に行ったとき、泊まった宿は、津田の松原の中にある、洗心亭でした。 版画家の棟方志功先生 絶賛の松の銘木 徳島県日帰りツアー(6)

さぬき市の津田の松原

不思議な祭壇のようなものが、行く手にありました。

東西南北の四方に、石柱を立て、しめ縄を飾っています。

近付いて見れば、やはり祭壇です。

石の台には、八幡神社の印がありました。

調べてみると、この台は、

御輿を据える台のようです。

それでしめ縄が張られているようです。

御輿の台のすぐ先は、浜辺です。

御輿の台の石の柵から、下の砂浜を見ると、

吸ったばかりのたばこの吸い殻が、

かなり沢山投げ捨てられています。

2日前は大雨なので、

今朝のたばこかもしれません。

この場所で、あれだけのたばこを吸っていたのは、

ここで何か、待ち合わせか、それとも密談か、

或いは、まとまらなかった別れ話か、

石原裕次郎の映画を思い出しながら、

あの吸い殻の主を、イメージしてみました。

向こうの方に、朱塗りの橋があるので、

行って渡ってみます。

奥さんが、ここで写真を撮りましょうと、写してくれました。

背景はどんよりとした低い雲が垂れ込めています。

今にも、一雨来そうな雲行きです。

ここで突然、奥さんが

これまで聞いたことのない話を始めました。

実は、松葉博雄の奥さんは、

子供の頃この浜辺に、

家族と一緒に来て、この海で

水遊びをしたことがあるそうです。

それでは、思い出の渚じゃありませんか。

と言うと、何も覚えていないそうです。

松原を、石原裕次郎と浅丘ルリ子が歩くように、

並んで歩いていると、

大きな巨木が、前方にありました。

近付いてみると、相当な巨木です。

松の幹の下部には、

この松が信仰の対象になっているのか、

しめ縄が巻かれています。

何と、この松は、版画家の棟方志功先生が、

絶賛した銘木だそうです。

これだけの松は、滅多にありません。

松の根っこを直接踏まないように、

板張りをしてあげたらいいのにと思います。

沖縄では、久米島の五枝の松がありました。

伊平屋島の念頭平もありました。

津田の松は、樹齢はどれ位の松でしょうか?

付近には案内板がありませんでした。

県立公園の中に、「洗心亭」がありました。

奥さんは、幼いときに海水浴に来て、

ここに泊まったようです。

津田の松原を一周すると、最初に見た、

暴風雨で折れたのか、

折れた松のところに戻ってきました。

津田の松原の近くには津田港があります。

魚を買いたいと思って、

津田港に行ってみました。

漁業組合の事務所があり、

このあたりが漁港の中心ですが、

魚市場はありませんでした。

捕れた魚は、どこに卸すのでしょうか?

魚市場も無ければ、

小売りの魚屋さんも、見つかりません。

魚屋さんを探して、

ゆっくり車を走らせていると、

安芸蒲鉾本舗の看板がありました。

車を停めて、お店に入っていきます。

工場があり、事務所に女性がいました。

この女性にお願いして、

出来たばかりの蒲鉾や、練り物を買いました。

帰って食べてみると、210円の蒲鉾は、

歯ごたえの良い、美味しい蒲鉾でした。

鮮魚は見つからなかったものの、安芸蒲鉾本舗で、

さわらの味噌漬けを買いました。

これで、津田港のお土産が出来ました。

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2013年9月5日(木)