ドイツのボン大学に繋がるゲマインシャフトに、甚平さんの和服で行くと、受けそうです。

ドイツのボン大学に繋がるゲマインシャフトに、U君が甚平さんの和服でパーティーに行くと、受けそうです。 U君の夏休み(3)

ドイツのボン大学に繋がるゲマインシャフトに、神戸で買ってもらった甚平さんの和服で行くと、受けそうです。

U君の夏休みは、周りの人を集めています。U君が夏休みで一時帰国したので、その成長ぶりを見たいと、関係者一同が集っています。

集ってもらえば、食事会をしようと、いつものお気に入りの新愛園に集合です。3歳に近づくと、そろそろ躾をはっきりとしないといけない頃です。

特に外食の時は、隣席の方にご迷惑をかけないように、テーブルマナーを教える頃です。お店によっては、騒ぐ幼児はお断りの店もあります。

U君への期待は、ドイツの保育園でどんなお遊戯をしていて、お友達とはどんな言葉を話しているのか、ちょっとさわりの部分を聞いてみたいものです。

保育園から帰ってお家でお話をするとき、Uくんの両親にも理解出来ないドイツ語が出るそうです。保育園では、毎日歌を歌ったり、お遊戯をしています。

時々は、恒例のイベントがあって、仮装大会があるそうです。最近のU君の仮装は海賊でした。保育園の先生に、顔に海賊のアイパッチを書いてもらい、至極ご満悦でした。

キリスト教の文化圏なので、保育園の行事には、背景にキリスト教の文化があります。

今日は、Uくんはおばちゃんに沢山服をプレゼントしてもらいました。これから夏に着る甚平さんも入っています。

甚平さんは和服なので、ドイツでは受けそうです。今のU君の体型にピッタリで、今日からでも使えそうです。

U君もお父さんもお母さんも、甚平さんを頂いて喜んでいます。神戸で売ってる子ども服はセンスが良くて、ドイツで売られている子ども服と比べると、やはり和風です。

この和風の子ども服は、ドイツやヨーロッパではなかなか手に入りません。

ボン大学を中心にして、日本人会もあり、日本から留学している人の家族や、仕事で来ている人の家族の集まりには、日本で買った子供服が好評です。

今日の新愛園の食事会は、コース料理の中に、U君の好きなものや、Uくんのお父さんとお母さんの好きなものを入れて、変則コース料理をお願いします。

U君の歳で、もう癖がついています。U君は両手を両肩につける癖があります。なんでこんな癖がついたのか、遡れば、生まれたばかりの乳児の時から始まっています。

和食も良いけど、味付けの良い中華も大好きみたいです。出る物出る物、少しずつ味わっています。

食事中に躾をするとき、一番に出る言葉は、「食べ物で遊ばない」事です。子ども達は、食べ物で遊びたがります。食べ物を戴くまでに、多くの人が沢山貢献しています。

さらに、動物や魚などの食べ物には命があります。もちろん植物にも命があります。だから食べ物を粗末にしてはいけません。

これからテーブルマナーを教えようとすれば、とても沢山のルールがあって、ひとつひとつを時には叱るようにしてでも、教えなければななりません。

松葉博雄の経験でも、可愛い盛りに、躾の為に幼い子を叱るのは、とても辛い役です。少子化時代になって、子どもに遠慮する大人が増えて、家庭でも、学校でも、町内でも、子どもに行儀を教え、時には叱る人が少なくなると、叱る人を恨む事になりかねません。

新愛園でお腹いっぱいになって、家に帰って、甚平さんを着せてみると、ぴったりでした。ちょっとこの服を着て、踊ってみましょう。

U君は楽器等の音楽が好きで、音楽が流れると、体でリズムに乗ってきます。Uくんを踊らそうと思えば、踊りやすいリズムが必要です。

Uくんは、松葉博雄がいないと、すぐに探しに行きます。U君と二人で考えた一発ギャグができました。これをすると、Uくんは大喜びです。

Uくんの遊びのおねだりは、延々と続きます。幼児は、同じ事を繰り返してしてあげると、喜んできます。なかなか根気と体力のいるお相手です。