東風( こち ) 吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて春な忘れそ、この歌が浮かんでくる時期になりました。

東風( こち ) 吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて春な忘れそ、春が来ると思い出す歌です。

「東風( こち ) 吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて春な忘れそ」の歌を思い浮かべながら、ゆっくり梅の花が咲き揃う日まで、毎夜ビールをのみながら鑑賞するのが、松葉博雄の感じる春の訪れです。

2011年から2012年の冬は、いつもの冬よりも格段に寒く感じました。体で寒さを感じるだけでなく、周りの植物の息吹にも春の訪れが、一歩も二歩も遅れているように感じます。

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先日の淡路島での社員研修では、梅が見頃になる頃を想定して、研修の日時を決めていたのですが、すっかりハズレてしまいました。

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神戸の六甲山のふもとでも、梅の花は2月の末日になっても、まだほんのちらほら咲きです。2012年は閏年で、2月は1日多く、29日が月末でした。今日は3月に入りました。1日多い2月を終えても、梅の花は、ほんのわずかだけ咲いています。

梅の木に寄生するカイガラムシが異常に発生しているので、植木屋さんにお願いして、一応除去して貰いました。丁寧に見てみると、まだまだ、隅の方や見えない部分にカイガラムシが付着しています。

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梅の枝で目を突いたら危ないので、防塵用のゴーグルを装着して、梅の木に密接して、細かい部分までカイガラムシを見つけるように、格闘しました。

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アフリカのサバンナでは、水牛やワニが、身体についた寄生虫を鳥に取って貰う光景をテレビで見ました。自分で取ることが出来ない寄生虫を、他の動物が取ってくれれば、これは共生です。

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松葉博雄も、梅の小枝の細部にまでカイガラムシを追いかけて除去したので、今年はキレイな梅の実を収穫できるように共生したいです。梅の木だけでなく、周りには小さな花も咲いて、プランターのエンドウの蔓も少しずつネットを伝って、上に上にと伸びています。

暖かさが、ネットに伸びるエンドウの蔓の長さで測れるようになりました。

2012年3月1日(木)

東風( こち ) 吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて春な忘れそ、この歌が浮かんでくる時期になりました。” に対して1件のコメントがあります。

  1. 牛込龍一郎 より:

    菅原道真公の有名な歌、悲しくも季節感があっていいですね。901年道明寺に立ち寄られ詠まれたとの史実を知ってから、ここ数年ほぼ毎年道明寺天満宮に足を運んでいます。梅だよりでは今が満開、明日観梅予定です。、

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