何が言いたい・・・何が言いたいか、初めは分からないのです。 何が言いたいのかは、指摘されて尋ねられてから、何が言いたいかが分かってきます。
何が言いたい・・・何が言いたいか初めは分からないのです。 何が言いたいかは、指摘されて尋ねられてから、何が言いたいかが分かってきます。論文とDMは、何が言いたいかを、ハッキリさせなければなりません。
何が言いたい・・・何が言いたいか初めは分からないのです。 何が言いたいのかは、指摘されて、尋ねられて、何が言いたいか次第に分かってきます。
11月の7日になると、大阪の地下街では、いつもの女神の像が、あっと驚く雪だるまに変わっていました。 この雪だるまは、何が言いたいのでしょうか?
さらに地下街を進むと、まるでトプカプ宮殿の中を歩くような、絢爛豪華に大理石に輝くイルミネーションが人目を引きます。 ああ、もう今年も年末で、クリスマスセールが近づいてくるなぁと歳月の早さに驚きます。 何が言いたいのか分かりました。 季節が来たので、季節のお買い物を勧めているのです。
博士課程になると、報告や発表の度に、何が言いたいのか尋ねられます。
自分ではこれが言いたいと分かってるつもりで報告しているのですが、刀を研ぐように、究めていくと、研究のレベルではいつも不十分でした。
修士課程が終わり博士課程に入ると、研究の深さは、まるでプールから底の深い海に泳ぎ出すような、不気味な深さを感じます。 何を言いたいのかハッキリさせる為には、まだ誰も言っていない事を見つける必要があるのです。
それは、自分のテーマに沿った先行研究を探しだし、先行研究としての著書や論文を読めば、優れた研究であればあるほど、何が言いたいのかよく分かる研究の深さを感じました。 こんな、深い研究が自分には出来るだろうかと思い悩むのです。
図書室で、研究論文よりは柔らかい経営系の週刊誌を読んでいると、研究の深さもさることながら、経営の実践をしている経営者の何が言いたいのか、その考えの深さにも驚きます。
週刊誌の記事を書く人は何が言いたいのか、そのタイトルをつけるネーミングのすばらしさに驚きます。
やはり、いつの間にか手にとって、記事を見たくなるようなタイトルのつけかたに感心します。
これは研究論文でも、読んでみたくなるような、キーワードやタイトルに通じることです。
今日のゼミの最初の報告者は、経営学史的視点からトロール漁業における独占体制の確立過程の内容でした。 報告を聞きながら、気が付いたことを直ぐにメモ書きしていきます。
2番目の報告は、産地型集積地の研究です。 研究も大詰めに差しかかり、まもなく博士論文の提出に向けて、最終部分にさしかかっています。
熱心な報告を聞き、先生方からの指導や質問の応答を聞いていると、2007年から博士論文を目指して、毎週毎週報告し、あれやこれや手探りで修正し、何が言いたいのか迷い迷いながら、博士論文に向かって進んできた道のりを思い出してきます。
コンタクトやメガネのDMハガキを作るとき、これでいいですか?と社員に尋ねられると、投稿論文を書いた時の要領で、なにが言いたいのか、簡潔に、そしてダブらないよう、キャッチフレーズを選んで、DMを作るように社員の皆さんと何が言いたいのかを一緒に考えています。
2011年11月7日(月)