客員研究員の研究活動は、ゼミで研究報告を聴いています。
査読付き投稿論文を書くには、学会での研究報告発表からです。
大阪市立大学 大学院 明石芳彦先生のゼミの日です。松葉博雄は、阪急電車に乗り、梅田で降りて、地下街を通って、大阪市立大学 大学院 創造都市研究科に向かいます。
喉が渇いたので、飲み物を買います。ビルの中には、あちらこちらに自動販売機が置かれています。大阪市立大学大学院 創造都市研究科の学生用の談話室には、少しだけ、安い自動販売機があります。
一般に、1本150円のお茶が、談話室で買うと140円です。10円ぐらいと思っても、10円をくれる人はいません。10円を大切に思う気持ちが、次の10円を連れてきてくれます。昔から、お金を大事にするところに、お金は集まってくると言われています。
今日のゼミの発表は、自主制作映画の映画祭に関する研究発表です。博士論文を書くには、査読付き投稿論文に、採用されることが条件です。そのためには、学会と言われる、研究者の集まる研究のための学会で、研究内容を発表することから始まります。
学会の発表は、発表要旨を送り、一定のレベルであれば、学会発表が許されます。地方大会と全国大会と、段階的に進んでいく場合もあります。
今日のゼミの発表では、近づく全国大会での、研究発表に備えてのリハーサルです。今日のゼミの参加者は、9名です。
パワーポイントで、研究発表の概要を報告すると、その後は、明石芳彦先生をはじめ、2人の准教授の先生から、報告内容を高めるためのアドバイスがあります。
1時間の単位を二コマ使って、報告とアドバイスが続きます。一般の著書と査読論文の違いが、繰り返し繰り返し指摘されます。著書の場合は、著者の考えで書き進むことができます。査読論文の場合は、論文作成の作法に基づいた、書き方があり、何かを明らかにする研究価値が求められます。
2011年5月9日(月)