淡路市育波漁港 「さくま」は元の地元に戻り お好み焼き「藤兵衛」
「さくま」の娘さんが経営する お好み焼き「とうべい」 育波漁港の憩いの場のようです
以前、北淡ICのすぐ近くに
海鮮料理の「さくま」と言うお店が
ありました。
さくまはもともと
宴会料理・仕出し料理のお店ですが
手軽に食べられるランチメニューも豊富で
大きな水車や
鱧の水槽があったのが印象的です。
さくまでは家族でお祝いをしたり、
何度も足を運んだお店でした。
安くて美味しくて
私も奥さんもお気に入りのお店でした。
(過去ブログ:北淡 旬の魚介料理の店 さくま)
しかし、残念なことに
コロナの影響で
営業を続けることが難しくなり、
閉店してしまったのです。
その後、さくまは息子さんが継いで
淡路市仮屋漁港前に移転しました。
静でのんびりとした港町です。
以前、新店舗のさくまには
ランチをしに行ったことがあります。
その時、お店の顔だったおばあちゃんは
新しい店舗ではお見掛けしませんでした。
もう引退したのだと思っていました。
(過去ブログ:海鮮料理「さくま」が 淡路市仮屋漁港前に移転)
先日、この新しいさくまの店主に
偶然お会いすることがあり、
少しお話をすると、さくまの娘さんが
育波漁港でお好み焼き屋さんを始めた
ということを聞きました。
それは是非行ってみましょうということで
奥さんと一緒に行くことにしました。
育波漁港へやって来ました。
淡路島北部の海沿いにある育波漁港は
静かな港町の風景が広がっています。
地元の人々の生活と
密接に関わっている漁港です。
車を停めて、漁業協同組合を通って
お店の方へ向かいます。
お店へ向かう道は
とても細い道です。
人が通るのがやっとで、車は通れません。
もちろん、救急車や消防車も
通ることはできません。
細い道を抜けると、
お店が見えてきました。
のどかな港町です。
さくまは元々、この育波漁港で
魚屋さんをやっていたそうで、
今回、育波に戻って来たようです。
お店の前に着くと、
以前のさくまのお店の顔だった
おばあちゃんがいらっしゃいました。
このおばあちゃんの娘さんが、今回、
お好み焼き屋をオープンしたとのことです。
おばあちゃんは現在、
お惣菜を作って、お好み焼き屋で
売っているそうです。
とても元気なおばあちゃんです。
元々、商売人気質の方で
丁寧な説明とてきぱきとした対応で
よく気が付き、とても感じの良い方です。
(過去ブログ:淡路市育波 淡路島産の海鮮料理「さくま」)
さっそく、お好み焼き屋さんへ
入ってみます。
お店の名前は「藤兵衛(とうべい)」
と言うそうです。
新しい店構えで、清潔感があります。
お店の中もとても綺麗です。
このお店の店主である
さくまの娘さんは、
この店をきっかけに
街が元気になれば、という思いで
このお店をオープンしたそうです。
店内には、開店を祝うお花が
飾ってありました。
メニューはシンプルです。
お値段もお手頃です。
私と奥さんで、うどんとお好み焼きを
一つずつ注文しました。
淡路島は、地元の人に
長年愛されてきたような、
地元密着型の小規模なお好み焼き屋さんが
意外と多く点在しています。
この藤兵衛も
オープンからそんなに経ってないですが、
この育波漁港の住人たちが集まる、
憩いの場になっているそうです。
育波漁港といえば、素朴で静かで
穏やかな港町という印象です。
そんな落ち着いた町に、藤兵衛のような
人が自然と集まる憩いの場が生まれて、
地域に少し活気が生まれたのは、
とても良いことだと思います。
これからも藤兵衛が、
地域の皆さんの憩いの場として
長く愛されていくことを願っています。