神戸南京町で、料理が美味しいと思うには、早く料理が出てくる事もご馳走の一つです。

神戸南京町には、修学旅行の高校生があふれていました。

神戸南京町の店前の屋台で、熱々の持ち帰り用の中華料理を売る店の中で、かき氷を売る目先の利いたお店がありました。

5月の日曜日は、三宮も元町も、沢山の人出で賑わっています。SOGOと大丸を結ぶセンター街を通り抜けて、大丸を通り過ぎ、元町商店街に入ると、すぐ南京町に出ます。

こんなに沢山人が集まっているのか!と驚くほど、沢山の人が、狭い路地にも、広い道にも、人、人、人であふれています。

制服を着た高校生が目立ちます。きっと修学旅行に来ている高校生だと思います。手には、買ったばかりのかき氷や、豚まん、シュウマイなどをお皿に載せて歩きながら食べています。

この歩きながら食べるという文化は、元々日本の文化ではありませんでした。日本の文化では、立って食べることですら、はしたないと言われ、それが、歩きながら食べるなんて、とんでもない事です。

許されたのは、合戦の合間に食べる緊急食や、引っ越しの時に急いで食べる応援食ぐらいで、大名行列の時ですら、食事の時は行列を止めて、座って食べていました。

どこで買ったのか、高校生の食べているかき氷を、南京町を歩いている内に見つけました。中華料理のお店が集まるストリートに、一軒、初夏の暑さを当て込んで、蒸し物や焼き物をやめて、かき氷を売っている店がありました。

これはなかなか優れた対策です。マーケティングにしても、経営戦略にしても、その本質は環境にいかに適応するか、これが問われる学問です。

この点、暑い日に、中華料理をやめて、かき氷にお店の商品を替えるのは、優れた戦略であり、優れたマーケティング政策と思いました。

もう一軒、人だかりの多いお店は、トルコの伝統的なアイスクリームのお店です。高校生を中心に、好奇心の多い人が集まっています。

沢山の人手に圧倒されて、どこのお店でランチをしようか迷います。お店を選ぶ原則は、行列が出来る店ほど美味しいお店だと思います。しかし、行列が長いと待ち時間も長く、5月の暑い直射日光の下で、長い時間を待つのは考えものです。

妥協して、そこそこの行列が出来ているお店に入りました。お店は広東料理の群愛飯店です。この群愛飯店は、本店、南京町店、大丸店と、三店舗経営しています。

選んだのは、海鮮五目汁そばで、奥さんは広東風海鮮焼きそばです。ここで誤算がありました。それは待ち時間です。待ち時間を行列だけで計っていると、とんでもない誤算でした。

待ち時間は、調理場にこそありました。2階の席に座ると、周りは20名ほどのお客様でした。別の部屋にもお客様がいます。皆さん料理が来ないのでイライラしています。

30分ほどして、やっと料理がテーブルに運ばれ、待っているお客様のイライラが静まってきました。海鮮五目汁そばの味は、塩分控えめの味で良かったです。

料理を作るのは上の3階のようで、2機のリフトで、3階から1階や2階へと料理が降りてきます。調理場と客席を結ぶモニター画面があれば、別の階の雰囲気が伝わってくるのですが、モニター画面を設置していないので、調理場には料理を待つお客様のイライラ感が伝わっていないようです。

海鮮五目汁そばは、麺を取り出してみると、細い麺で、細い麺は汁そばの味がなじみやすく、よく味が染み通っています。

群愛飯店の料理の味は美味しいのですが、急いでいる時や他の要件が詰まっている時には、なかなか辛抱できない時間です。

南京町を通る人達は、5月の直射日光に、日傘を差している人も増えています。南京町に観光客が多い事は知っていましたが、高校生の修学旅行のコースに入っているとは知りませんでした。

2013年5月26日(日)



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