ここが好きです。瀬戸内海のここが好きです。185号線のここが好きです。

ここが好きです。海が見えるここが好きです。瀬戸内海のここが好きです。185号線のここが好きです。盆休みの前にお墓参りへ(3)

ここが好きです。島から島へ連絡船で繋がるここが好きです。瀬戸内海のここが好きです。風の優しい、海の輝きが美しいここが好きです。

翌日の朝は8時頃に目が覚めました。窓から見える瀬戸内海には、大きな船が航行中です。さて、朝温泉に浸かります。やや気になる事をもう一度頭の中で整理してみます。

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気になる事は、みはらし温泉に何度も来ていますが、今回は特に客足が少なくなっていることです。ここが好きなので、衰退すると困ります。

フロントの係の人に聞いても、予約は空室がたくさんありました。夜、灯りがついている部屋を見てみても、たくさんの部屋が灯りが消えています。

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温泉に入っても、夏休みなのに、子ども連れた家族連れがわずかしかいません。気になってフロントの係の人に、何かあったのか尋ねてみます。

予想されることは、①競争相手の出現、②顧客サービスの低下、③従業員満足度の低下、④経済環境の悪化、⑤経営戦略の陳腐化、このような要因が考えられます。

そこで、出会ったスタッフの何人かに、①~⑤の質問をしてみました。皆さんニヤッっと笑って答えをそらし、核心に触れることを避けています。それは当然です。

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食堂で朝食を頂きます。朝食は、850円でしたが、グルメ競争の時代に、この食材では満足が得られないと思います。

みはらし温泉では飲泉場があり、水を汲むことができるのですが、東日本大震災の影響で、水を汲むペットボトル不足により、水が欲しい人はペットボトルを持参しなくてはならないようになっていました。

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「ビジネス界」7月号で明らかになったことは、みはらし温泉の真ん前に、森川会長のお屋敷が山の上に築かれ、白い土壁が巡らされ、鉄砲、弓を射る小窓が、戦国時代さながらに周囲に配置されています。

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平山郁夫画伯が描くような、瀬戸内海の釣り船が、炎天下の海で、白い帆布を日よけにして、碇を下ろし、魚釣りをしています。

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国道185号線には、ご注意です。何しろ景色が良くて、つい見とれてしまいそうな美しい箱庭のような瀬戸の海です。でも、道は狭く、カーブも多く、海に見とれていると、あっという間に対向車とゴッつんしてしまいます。

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10時前にはみはらし温泉を出発して、前方後円墳へ向かいます。

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安芸幸崎の幸崎マリーナを通り過ぎると、そろそろこの辺りに、お墓にお供えする生花が欲しいところです。

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竹原の市街地でコープに寄り、お墓に供える花を買いました。夏の生花は、高いです。

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もうそろそろ、稲穂が出るくらいに田んぼの稲は育っています。田園の緑に満ちて、光輝くここが好きです。

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松葉博雄が幼い頃、今見ているこの川にも、鮎がいました。夜、カンテラをつけて、網を張り、鮎を驚かせて、刺し網の方向に追いかけていきました。

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たくさんの鮎が刺し網に引っかかり、その鮎を、網から外すのももどかしいくらいにたくさんの鮎がいました。網から外した鮎を掴んだ手は、匂ってみると、草っぽい新鮮な匂いでした。こんな思い出があるから、ここが好きです。

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お墓参りの前に、地元の工務店にお願いして、生い茂る竹を伐採し、地元のシルバー人材センターにお願いし、草刈りもしてもらいました。

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担当の平賀さんは、松葉博雄が来る時間に、わざわざ顔をみせに来てくれました。

シルバー人材センターに登録している方は、地元の人なので、地元の話しをすると、かなり詳しい情報を話してくれました。