元祖伊賀肉「金谷」のすき焼き用の薄切り牛肉を娘の出産のお祝いに頂きました。松葉博雄が頂いたのではないのですが、味付け担当をしました
美味しい食材が届きました。元祖伊賀肉「金谷」のすき焼き用牛肉です。
包み紙を開けてみると、なんと、檜でできた立派な容器です。
捨てるのがもったいないほど立派な木箱なので、子どもの時なら、これで貯金箱を作るとか、文房具入れに使うとか、もう一度何かを入れて、誰かに何かをプレゼントするとか、考えたいほど、立派な木箱でした。
生ものなので、早速、すき焼きにして、頂くことにします。
鉄鍋を取り出してみると、鍋の底にはうっすらと、鉄のさびが浮いています。
これも、鉄分の摂取になると思い、このまま使います。
牛脂を使って、鉄鍋と伊賀牛が焦げ付かないように馴染ませます。
すき焼きの他の具材と一緒になって、煮込んでいくと、肉が硬くなるので、伊賀肉は脂で炒めると、いったん皿に引き上げました。
玉葱、こんにゃく、白菜、大根、豆腐、葱などを煮込んだ後、先程軽く炙っている伊賀肉を鍋に一緒にし、
上から砂糖、醤油、みりん、お酒をつぎ足し、味を調整していきます。
どんどん脂が出てきました。テーブルの表面には、伊賀肉を炙ったときの小さな脂の粒が飛び散って、ツルツルになっています。
三つ葉や榎茸は、火の通りが早いので、食べる直前に入れて、小皿に生卵を割って入れ、卵を絡ませて、すき焼きを頂きました。
今日の伊賀肉は、娘の出産のお祝いに、娘の先輩の先生から頂いたお肉です。残ったすき焼きは、鍋のまま一晩寝かすと、明日は味がしみこみ、牛丼になります。
2009年11月28日(土)