有馬温泉の秋は、少し寒いような深い秋です。ホテル花小宿のメインダイニング「旬重」で、炭火の竈で炊いたご飯を頂きました
明日は定休日で、今夜は有馬に泊まって、静かなところで研究のまとめをします。その前に、腹ごしらえの食事です。
どこに行くのか、有馬では、宿泊客中心で、食事だけの場所が少なく、迷ってしまいます。通りがかりに覗いた、ホテル花小宿のメインダイニング「旬重」に、たまたま空席があり、今夜の食事は、「旬重」にします。
メニューを選ぶことになりますが、これが苦痛なのです。あれこれ一品物もありますが、あまり考えなくても良いコースでお願いしました。今夜は、車の運転の予定がないので、ビールを安心して飲めます。
「旬重」では、客席の前に炉を築いて、釜を使って炭を熾し、炭でご飯や蒸し物をしています。最近見た料理番組では、料理を蒸して作ると、とても味が良くなる、日持ちがするという報道がありましたが、ここでは、蒸籠を使って、焼いたものでも蒸しています。
松葉博雄と奥さんの2人なので、お魚のコースと牛肉のコースを一つずつお願いしました。一品出てくるたびに、お店の方から、詳しい説明を聞くのですが、ほとんど忘れてしまいました。
一つ一つを見て見ると、お皿の器を選んで、少量を丁寧に作っています。品目は多くて、味わいはいろいろ楽しめることが分かります。
松葉博雄は魚コースを注文しました。お刺身もあります。
天麩羅も付いています。牛肉のコースは、三田牛でしょうか?炙った焼き物が出てきました。
楽しみは、釜で炊いたご飯です。釜で炊いた炭火のご飯は、どれだけ美味しいか、楽しみです。
ちょっと釜の底に、おこげが付いていて、そのおこげを少しお茶碗の上に載せてくれていたら嬉しいなと、勝手に予想しています。
隣の席の方は、泊まり客のようで、女性二人がご飯を美味しいということで、お代わりをお願いしていました。
お腹の脂肪を気にするときには、意外にお米のご飯がお腹に溜まると聞いています。
ホカホカのご飯を前にして、少しだけお茶碗に盛ってもらうのも、ビールを我慢するぐらい辛いことです。
飛び込みで来たお店ですが、なんとか美味しいお料理を食べることが出来ました。
秋の夕暮れは早く、お店の外に出ると、外は真っ暗でした。秋のシルバーウィークが終わり、有馬温泉の賑わいも覚めて、ひっそりとしています。
もうしばらくすると、紅葉の季節がやってきます。
神戸市の北にある、六甲山の奥の有馬は、冷え込みが早く、9月の末でも、部屋には、「こたつがあったらいいなぁ」と思うぐらいでした。
勉強には、頭寒足熱で、頭は涼しく、足下は温かくすると良いのですが…。
2009年9月23日(水)
大きな地図で見る