経営のエクササイズです。演習です。もしこのお店を任されたら、どうしたら良いか、考える習慣がついています。
投稿No:7932
淡路島の北淡ICの出入り口前には、割烹と民宿の淡波家があります。泊まり客と食事客で大賑わいです。
毎日ブログを更新するとなると、何について書くか、頭の中では編集を考えています。
ブログを続けていると、アクセス数が多く伸びる記事と、平凡なアクセスで終わる記事に分かれてきます。
平凡な記事は、確かに中身が読み応えのない記事です。
それではだめなので、今日も面白い記事を書こうと頑張っています。
淡路島でドライブしていると、新しいお店や、入ってみたくなるお店に出会うと、これならブログで紹介できるかどうか、期待が湧いてきます。
淡波家は、北淡ICを降りたすぐ前にありました。
北淡で降りた理由は、9月になったので、そろそろ金崎農園のいちじくを購入に行こうと思ったからです。
金崎農園のいちじくは、すでに淡路市ではブランドになっています。
急に訪れても出荷済の時は、購入出来るようないちじくがない場合があります。
今日も電話をしないで北淡町まで行って、金崎農園に連絡してみると、もういちじくは摘み取って出荷した後でした。
電話してから訪れるというルールを守っていなかったので、行ってから電話という形になってしまいました。
奧さんとどこに行こうか相談していると、淡家屋の看板が見えたので、ここに行けば美味しい料理と新しいお店紹介記事が書けるのではないかと期待して、お店に入りました。
お昼時だったのですが、淡波家の玄関にはあまり人の気配がありませんでした。
何度かこんにちはと声をかけ続けていると、奥の方からお店のオーナーと思える方が出てこられました。
「二人ですが予約をしていなくてもいいですか?」と確認すると、大丈夫ということです。
通されたのは、広い畳敷きの和室です。
オーナーの方が「どこから来られたのですか?」と話が始まったので、
「神戸から来ました。」と話すと、
ここのオーナーは少し前は、神戸三宮でお店をしていたとのことです。
「それなら、さんプラザビルはご存知ですか?」とお尋ねすると、
「しょっちゅう地下の食堂街に行っていました。」
ここまで話が弾むと、段々淡波家のお店について尋ねやすくなりました。
「今日は、お店の方はいないのですか?」
「アルバイトの娘が急に休みたいと言って電話が有り、その為手伝いがいないんです。」
「大きなお店ですけど、お客様がいっぱい来たらどうするのですか?」
「実は、淡波家は民宿もしているので、泊まり客も居るんです。
泊まり客は今近くの海に出かけていて、もう少ししたらお昼ご飯を食べに帰ってきます。」
これは誰か手伝いでも居なければ、大変だなぁと思います。
注文は奧さんはカレーとハヤシライス相乗りを、私は、穴子重を注文しました。
予想通り、人手が足りないので、長い時間待ちました。
待っている間に、海から帰ってきた家族と、もう一組別の家族がお座敷に入って来ました。
てんてこ舞いの忙しさで、見ていたら何かお手伝いしましょうか?と思わず言いたくなるような状況です。
民宿をするなら、家族の手伝いがなければ、十分なサービスが出来ません。
奧さんとお昼を食べながら、もし私と奥さんの二人で民宿と割烹料理のお店をするなら、どうしたらいいか考えてみました。
まずは名物料理です。
このお店に来たら、あの料理を食べたいと、思うような名物料理を考える事です。
名物料理は大抵、その土地の名産品を使う事が多く、淡波家だと淡路島の北淡町で獲れる魚がメイン料理の食材になります。
窓から見る景色は、間もなく収獲を迎える稲穂が風に揺れていました。
海と山に囲まれてた田園地帯です。
ここで名物料理を作ろうと思えば、魚にするか、野菜にするか、あるいは淡路牛にするか、食材が豊富です。
昼食が終わって帳場に行くと、ベンツマークの入ったドラム缶がありました。
「これ、どうしたんですか?」と尋ねると、メルカリで買ったそうです。
元々は何のためのドラム缶でしょうか?
買ったときには新品の状態で、ドラム缶の中には何かが残ったような状態ではありません。
空のドラム缶を売る人もいれば、買う人もいるのだなぁと感心しました。
淡波家の敷地の中では、屋外でバーベキューが出来るような設備もありました。
これもオーナーが自分で日曜大工で作ったそうです。
インターチェンジの出入り口の前なので、淡波家はすぐ目に付きます。
このお店が流行るようになるにはどうしたらいいのか、一緒に話したかったのですが、今日の所は人手不足でそこまでの話が出来ませんでした。
一応私ならこうしたらいいのではないかという考えは浮かんできました。
2018年8月19日(日)