淡路市富島の魚亀商店は、朝から穴子を炭火焼きで焼いています。

投稿No:7927

炭火で焼いた穴子や季節の魚は家でガスで焼くより、よほど美味しく頂けます。

淡路市富島(としま)の魚亀商店に来ています。

魚亀商店に来るのは、春のイカナゴ漁の時以来です。

魚亀商店は、毎日のように朝お店を開けると、炭火で穴子や季節の魚を焼いています。

今日の魚亀商店の訪問目的は、ベラを買いに来ることです。

夏になると、ベラがお店に並びます。

ベラは夏の魚です。

ベラは砂地に潜って、身を隠しています。

夏になると活発に活動が始まり、砂地から出てくるのです。

大磯港の湾の中でも、ゴムボートに乗って、幼い息子と一緒にベラ釣りをしたことがあります。

ベラの口は小さくて、小さな針を使わないと、ベラの口に合いません。

シュノーケルをつけて、ベラをヤスで突いて獲ったこともあります。

ベラは砂地の中に隠れているので、少し顔を出したところを狙うのです。

魚亀商店のベラはすでに炭火で焼いていました。

これを三杯酢を使って、もう一度煮ると、南蛮漬けのようなベラが出来ます。

生のベラも買いました。

これは醤油と砂糖でやや甘く煮るつもりです。

昔は安かったベラも、今は資源の枯渇で値段は高くなっています。

穴子の付け焼きがあったので、穴子も頂きました。

穴子はすぐ食べなくても、冷凍しておけば、食材が無いときに助かります。

魚亀のおやじさんに、ホームページに掲載しましたよとお話しすると、私も娘に見せてもらいましたとにっこり笑って嬉しそうでした。

お客様からの反応はどうですか?

ホームページを見てお客様は増えましたか?とお尋ねすると、

まだそこまでの反応はないそうですが、記事を読んだ人からコメントは頂いたそうです。

イカが美味しそうです。

買おうか買うまいか奧さんに相談すると、ベラと穴子があればもういいそうです。

今日の魚亀商店のオヤジさんはなんだか若返っています。

今日はお若いですねと話しかけると、夏なので思い切って短くしたそうです。

なかなかよく似合っていますよ、まるで石原裕次郎みたいですねと言うと、もっと嬉しそうになりました。

そして、煮魚の惣菜をおまけに食べてみるかとくれました。

なかなかの太っ腹なので、また来ますねと約束して帰りました。

2018年8月19日(日)