兵庫県立大学大学院で社会人大学院一期生として一緒に学んだ大下昌宏さんが来られました。
投稿No:7905
社会人大学院生の皆さんは、修了後、大学教授・コンサルタント・税理士・中小企業診断士・経営者などで活躍しています。
2000年4月から、神戸商科大学大学院経営学研究科で、社会人大学院第一期生として一緒に学んだ大下昌宏さんが、暑い中を訪問して下さいました。
大下昌宏さんは、元神戸市の職員です。
神戸商大大学院では、サービスマーケットの研究をグループ研究として一緒に研究発表をしたことがあります。
事例研究として選んだのは、スポーツマーケティングでした。
スポーツ・マーケティングのその中で、会員制スポーツクラブを選び、日本を代表するスポーツクラブの社長や経営者の方にインタビューを試みて、会員制スポーツクラブが抱える問題について深く掘り下げていきました。
お会いした経営者は、
コナミスポーツの石原悟社長、東急スポーツオアシスの高野毅社長、ティップネスの白井省三社長、イトマンスイミングスクールの小谷博之社長、セントラルスポーツの村井良孝副社長、ディックルネサンスの高橋尚樹営業部長(役職はいずれも2001年当時)の方々にインタビューしました。
経営者の皆さんに、アポイントを取ってインタビューを申込み、再三再度の交渉を経て、お会いできました。
インタビューでお尋ねしたことは、企業理念、経営理念、顧客満足、従業員満足、目標、経営管理、従業員教育などについて、詳細にお聞きしました。
大下昌宏さんとは、大学院修了後も交流が続いています。
神戸商大でMBAを習得した後、社会人大学院一期生を中心としてMBAの会を結成して、その後も研究活動を続けました。
小西一彦先生を中心として、社会人大学院生たちがマーケティング講座の非常勤講師として、神戸商大と、その後名称の変わった兵庫県立大学
大下昌宏さんは、神戸市役所を退職後も、勉学を続けられていました。
大下さんは習得した税理士資格を生かし、税理士事務所のメンバーとして、実務活動を始められたそうです。
お話をしていると、大下昌宏さんと衆議院議員の盛山正仁先生との接点があったことが分かりました。
大下昌宏さんが神戸空港開港に関わっていた頃、盛山正仁先生は国土交通省の課長でした。
東京の国土交通省に赴き、盛山正仁課長に神戸空港についての説明を聞いて頂いた事があるそうです。
その時の盛山正仁先生は、とても紳士的な対応をして下さったそうです。
まさか、あの方が兵庫一区の自民党議員として国会議員に選出されるとは、思ってもみなかったそうです。
昨年2017年10月に、淡路島の松葉庵に来て頂き、同窓生や小西一彦教授、安室憲一教授たちとご一緒した時のことを思い出してお話しました。
アカデミックな関係でつながった人たちとは、その後もアカデミックな関係が続いています。
大下さんの税理士としての専門分野は、相続問題だそうです。
大下昌宏さんは神戸市役所を退職後、社会貢献として、裁判所で調停委員を経験されています。
調停の案件の中で多いのは、相続問題だそうです。
相続が争続になるのは、遺産の分配の問題です。
親子関係、兄弟、親族、同族などであっても、誰かの相続にはその分配をめぐって争いになることがとても多いようです。
ここで、その人の価値観、人間性、物欲度、本音などが出るようです。
相続の調停委員を経験して得られた知見も多いようで、そのような経験を今後に生かしていきたいという考えでした。
奥さんは、沖縄から送ってもらったパッションフルーツを使ってパッションフルーツゼリーを作ったので、大下昌宏さんのおもてなしに食べて頂きました。
大下昌宏さんは、パッションフルーツゼリーがずいぶんお気に入りのようで、とても高い評価を頂きました。
大学院に通っていた頃は、しょっちゅう会って、講義の後は有志が集まってしょっちゅう一緒に飲んでいました。
去る者は日々に疎しといいますが、疎くならないように、これからもまたご一緒して飲みましょうと、意見がまとまりました。
2018年8月1日(水)