大阪府立大学大学院修士課程修了祝い 神戸中央卸売市場内の「まるも寿司」で祝う
大阪府立大学大学院修士課程修了祝い 神戸中央卸売市場内の 「まるも寿司」で祝う 大阪府立大学大学院修士課程修了祝い
神戸中央卸売市場内の「まるも寿司」で祝う
神戸のお寿司のネタは、神戸中央卸市場から、
仲買・小売りを通してお寿司屋さんに届きます。
今日は私の大学院の修了祝いを、奥さんがしてくれるというので、
お寿司のネタが市場から一番近い、神戸中央卸売市場内にある、
神戸のお寿司「まるも寿司」に2人で行きました。
神戸の中央卸売市場は、全国から美味しいものが集まることから、
その市場にあるお寿司屋さんとなれば、美味しいのも当然です。
大学院の修了祝いなので、
当然、ビールを飲むことになるので、車では行けません。
三宮から、地下鉄で中央市場前で、
下車すると、「まるも寿司」は、歩いてすぐです。
お昼の時間帯に行きました。なぜかと言うと、
夜はいっぱいで、お値段も昼と夜は大違いだからです。
お昼は、夜の半分ぐらいの値段で、お客さんの数も少なく、
ゆったりと寛ぎながら、お寿司を食べることができます。
今日の神戸のまるも寿司屋の大将は、
生きがいいので、寿司が新鮮に感じます。
「まるも寿司」の大将は、40歳手前の若手で、
声もよく通り、
お客さんが何を望んでいるかを寿司を握りながらも、
ちゃんと見ています。
学生のときは、野球をやっていたようで、
お客さんと野球の話の相槌を打っています。
ビールを飲みながら、周りを見回してみると、
カウンター席がいっぱいですが、
テーブル席は空いていました。
私がお店に来れば、
お店が流行るようになるという伝説に自信が有ります。
私が席に着くと、たいてい、そのうち、お客さんが一杯やって来て、
いつの間にか、お店がお客様でいっぱいになることが通例です。
今日も、たぶん、そのうち、テーブル席は一杯になるはずです。
そう思いながら、
今日の大学院修了祝いのお寿司を頂くことにします。
お寿司のネタの種類は、どこのお寿司屋さんでも、
そんなに種類は変わりません。
ところが、同じようでも、
食べてみると味が違うのは、なぜでしょうか?
一般的に、一人前の寿司職人になるには、
10年掛かると言われています。
10年の間に、親方に包丁の峰で頭をこつかれながら、味を覚えていきます。
ご飯の炊き方、酢の混ぜ方、冷まし方、海苔の巻き方、
魚の捌き方も光物、青物、トロなど、ネタにあわせて、
包丁使いが変わってきます。
今日のお寿司を見てみると、トロにも切り口が入り、
食べやすくしている工夫が分かります。
鰹にも、摺りゴマをパラパラとかけて、
匂いを引き立てています。
活け海老は、殻を剥いた、まだピリピリと動いているほどの新鮮さで、
これを少しだけ長い目の握り方をし、それを真っ二つに包丁で切り捌きます。
切り捌いた海老は、一口で食べやすいように、サイズを変えて、
2切れで1貫にしています。
この辺が、細かい工夫だなぁと、見ていて分かります。
大学院の修了は、修了式が、3月23日(金)の予定です。
大学院の場合は、学位授与式と言います。
お寿司を食べるときに見ていると、先に美味しいものを食べるタイプと、
後から食べるタイプに、大きく分かれることが分かります。
「好きなお寿司を早く食べた方が、いいのになぁ。」と思いながら、
「やっぱり、好きなお寿司は、残しておいて、
横目で見ながら楽しんで、最後に食べたいなぁ。」
と、思うのも至極納得出来ることです。
お任せコース1人前では、やや物足りないので、もう少し、
追加の握りをしてもらいながら、周りのお客さんを見渡せば、
ちゃんと席はいっぱいになっていました。
しかも、世間は狭いもので、
知り合いの方もいらっしゃったのに驚きました。
赤出汁を頂き、体もぬくもったところで、
おまかせコースは終了しました。
今日の「まるも寿司」の食事会は、
松葉博雄の大学院の修了祝いなので、
奥さんのおごりです。ご馳走様でした。
2007年3月15日(木)