他府県ナンバーの車中泊は、不審者として職務質問の対象になっています。
彦根城の中には、彦根藩の藩校であった滋賀県立彦根東高等学校があります。 彦根ツアー(2)
彦根城のお城の中に、滋賀県立彦根東高等学校があります。お城の中に学校があるのですから、滋賀県立彦根東高等学校の前身は、彦根藩の藩校でしょうか?
調べて見ると、やはり滋賀県立彦根東高等学校は、彦根藩の藩校で200年以上の歴史だそうです。
東日本大震災の後からは、各地で避難場所が掲示されるようになりました。ここ滋賀県立彦根東高等学校も避難場所に指定されています。
ちょっと中に入ってみます。といっても、最近は部外者が校内に入るのは、かなり制限されています。
そこで、ちょっとだけ覗いてみると、甲子園出場記念碑がありました。
彦根東高等学校野球部は、平成25年夏の「第95回全国高校野球選手権記念大会」に初出場を果たしたそうです。21世紀枠出場で、応援団最優秀賞も受賞しているようです。
甲子園出場記念碑には、校歌が刻まれています。
嗚呼英傑が夢の跡
歴史は遠く三百年
金亀城頭我立ちて
尚武の風に嘯けば
求めよ普く 究めよ深く
駐車場の駐車料金は400円です。このお金は、どこの金庫に入るのでしょうか?
彦根城の俯瞰図 案内マップをもらって、これから進むべき方向を考えます。
彦根の人口は、およそ10万人だそうです。その行政機関がお城の中にコンパクトに詰まっています。
これは、彦根簡易裁判所です。
彦根裁判所の法廷を覗いてみたかったのですが、
用もないのに裁判所の奥深くに入っていくと、不審者と思われて尋問されても困るので、遠くから見るだけです。
片山正喜さんの話では、沖縄の本部港から船で鹿児島に来て、鹿児島から九州と山陰地方をドライブしながら車中泊を重ねていくと、これまで三度、深夜に警察官に起こされて尋問を受けたそうです。
真夜中なのに、二人組の警察官が、一人が会話している間に、もう一人の警察官は、車中を調べて、何か怪しい物が隠されていないか、捜索するそうです。
彦根拘置支所もあります。
片山正喜さんの話ですが、もし抵抗したり、本当に凶器を持参していると、警察署に連れて行かれ、場合によっては拘置所で一晩過ごさないといけない事もあるそうです。
3回も深夜に尋問を受けたことで、その晩は腹が立って眠れなかったそうです。
そこでもうこんな内地は嫌だと思うようになり、予定を早めて沖縄に帰ることにしたそうです。
警察官の言い分は、東京の秋葉原の路上で凶器を持って暴れた殺傷事件が起きて以来、全国の警察に対して、事件防止策として、他府県ナンバーの車で車中泊をしていたら、尋問するようにと指示が出たそうです。
2015年6月11日(木)