淡路夢舞台ラン展2014を鑑賞してきました。

奇跡の星の植物館では、西日本最大級のラン展を開催しています。  淡路 星の植物館(1)

定休日の木曜日には、淡路島に休養に来ています。外は生憎雨で、ドライブに向きません。そこで、近くの淡路島国営明石海峡公園に行きました。

「淡路夢舞台」は、奇跡の星の植物館、淡路島国営明石海峡公園、国際会議場、ホテル、プロムナードガーデン、野外劇場などの施設からなる、巨大なランドスケープです。(奇跡の星の植物館HPより)

そのシンボル施設である奇跡の星の植物館は、自然の素晴らしさ・美しさを五感で体感すると同時に、21世紀の共生のライフスタイルを提案する感動空間創造実験型植物館として、2000年に誕生しました。

奇跡の星の植物館 プロデューサーは、辻本智子さん(株式会社 辻本智子環境デザイン研究所 代表取締役所長)です。

展示室は6つあります。

展示室1:プランツギャラリー

展示室2:トロピカルガーデン

展示室3:花と緑のある暮らし

展示室4:癒しの庭

展示室5:フラワーショースペース

展示室6:シダルーム

です。

前回来たときは2年前の、2011年1月でした。花の女王カトレアの展示会でした。

芝居や映画館、美術館、劇場などは、行く度に中身が変わっていて当然ですが、奇跡の星の植物館は、あまり多くは中身が変わっていないように思います。

しかし、鉢ものやカトレアは、2年前の同じ花が咲いている訳ではなく、同じように見えても、新しい鉢が展示されているのです。

奇跡の星の植物館に来る度に、似てるなあと思うのが、沖縄の国立海洋博覧会場に併設されている、植物園です。

どこから見て回るのか、道順が示されています。矢印に沿って、ゆっくり見て回ると、サボテンなどは、2年前の展示と、同じサボテンです。

以前、沖縄県恩納村の、熱帯ドリームセンター」に行ったときのことを思い出しました。ガラス張りの大きな温室で、加温して温度を上げて、沖縄のやんばるに自生しているような、ヘゴヤシが育てられています。

最初、高い所から見て、フロアに降りて道順に沿って進んでいくと、中央あたりに、ひときわ豪華なカトレアの鉢を集めて作った、大きな鉢が据えられています。

このメインの展示物は、斉藤正博博士の作品です。2年前と同じ斉藤正博博士です。

写真を撮ろうとたくさんの人が、このカトレアの周りに集まってきています。その周りには、私服の警備員が居て、ちょっとでも芝生を踏んだら、すぐに注意をしなければならないので、寄ってきています。

淡路島の温室で、これだけたくさんのランを維持するのは、加温のために大変なエネルギーが要ります。

沖縄だと、もっとたくさんのカトレアを集めていて、加温しないでも展示できています。

たくさんの展示品には審査結果が記されていて、色々な部門の順位付けがなされているようです。

見回したところ、後期高齢者の方がほとんどです。平日なので入場者は少なく、ゆっくりと見て回ることができました。

2014年1月30日(木)