小松島港に行ってみても、小松島みなと交流センターkocoloは、休館日でした。
小松島港では、おじさんたちが小松島港の岸壁で、アジをサビキ釣りしていました。 徳島へ日帰りツアー(6)
小松島市の給油所で、この辺りにどこか観光名所はないですか?と尋ねると、給油所の職員は、かなり考えて、教えてくれたのは、谷ちくわ商店と、小松島港でした。
谷ちくわ商店は、既に訪問して、お土産も買ったので、小松島港の方に行くことにしました。
暑い暑い、記録的な暑さの中で、小松島港では、岸壁で釣り糸を垂れている人が何人かいます。近付いて、何を釣っているのか、確かめに行ってきました。
予想通り、サビキ釣りで、港内に回遊している、アジを狙っていました。
松葉博雄の奥さんは、サビキ釣りをしているおじさんたちの傍に行って、一声、声を掛けて、釣果を確認しています。
声を掛けられたおじさんたちは、早速言い訳が始まります。「今来たばかり」とか、「今日は暑いから、魚がまだ回って来ない」とか、「夕方から釣れるんやけど…」とか言っています。
見られているときに、たとえ小さくても、アジが釣れたので、釣ったおじさんは少し話し声が元気になりました。これだと、アジの南蛮漬けが出来るそうです。
残念なのは、今日の木曜日は、小松島みなと交流センターkocoloが、お休みでした。
小松島みなと交流センターkocoloは、小松島港の旧南海フェリーターミナルビルを使用した、地域の活性化のための施設です。住民交流と文化振興を目的として、コンサートや展覧会など、さまざまなイベントを行っています。
「港まちづくりファンタジーハーバーこまつしま」というNPO法人が、管理運営している施設です。ここは元々南海フェリーの発着場でしたが、平成11年に港が徳島へ移転したため、建物の運用を地域の活性化にシフトして、再出発したようです。
ここで、小松島市のお土産が買えたらいいなぁと、ちょっと期待していたのですが、休館日で、残念な結果になりました。
そろそろ、神戸に帰ります。帰り道は、国道11号線を通って、高松・鳴門方面へ向かいます。
大鳴門橋を渡ります。大鳴門橋は、橋長1629メートル、この橋を渡ると兵庫県淡路市です。
大鳴門橋が開通した頃、この橋の上で、鳴門の渦潮を見ようと、車を駐停車するドライバーが後を絶たず、大変危なかったそうですが、種々の警告標識やアナウンスにより、今では運転マナーが徹底されていて、不用意に立ち止まっている人は見かけません。
第一鳴門トンネルに入ります。長さ191メートルの、短いトンネルです。
高速道路を使えば、神戸と徳島は近いものです。問題は、往復の高速料金です。2011年に、ドイツを訪問したとき、ヨーロッパ大陸の高速道路が整備され、しかも、料金が無料なのに驚きました。
ヨーロッパ大陸に高速道路を造る費用と、日本の様な急斜面の山や谷の続く地形に、高速道路を造る費用は、格段の違いがあるようです。
高速道路の料金の事を気にしなければ、日本の高速道路網も、かなり充実してきています。
2013年8月1日(木)