焼鳥屋 流行る店には理由(わけ)があり、流行らない店にも理由(わけ)があります。ちょぼいち鶏鶏
焼鳥屋 流行る店には理由(わけ)があり、流行らない店にも理由(わけ)があります。流行る店には、細かい心配りを感じ、このお店は良い店だなぁと思います。ちょぼいち鶏鶏
流行る店 流行らない店
流行る店(美味しい店)には、
味と、値段と、接客と、雰囲気の4つが揃っています。
会議の後で家路に着く時には、
お腹が空き、外食になってしまいます。
外食は遠慮無く塩分を使っているので、外食をする時は、
始めに「塩は控えめに使って下さい」と、
予め注文をつけていた方が、減塩の為にはいいことです。
流行る店の理由(わけ)流行らない店の理由(わけ)
今夜の外食は、鶏が食べたいという意見に合わせて、
三宮の飲食街で、鶏の店を探して歩いています。
お客さんを呼び込もうと、
1月の寒い夜空の下で立っているスタッフもいます。
商売は大変だなぁと思います。
鶏屋さんがいくつも集まっている一角があります。
こういう集合体をクラスターと言います。
焼鳥屋さんのクラスターでは、
あちらの店でもお客さんでいっぱい、
こちらの店もお客さんでいっぱいで、
予約をしないでぶっつけ本番で美味しい店に入れるのは、
時期によっては難しくなります。
このお店はマークしていた方が良いよ
と言われた店に行ってみましたが、
ここもいっぱいです。
結局席が空いてる店といえば、
それなりの理由がある店になります。
ちょぼいち鶏鶏に入ると、席はかなり空いていました。
よくまぁこんなに鶏屋さんのお店が、
狭い地域に集中したもんだと感心しました。
まずビールを飲んで、
焼き鳥をいくつか注文してみると、
最近の減塩に対して、かなり辛く感じました。
お店の人に、塩を控えめにしてくださいとお願いして、
少し辛さが柔らかくなりました。
なんとなく、仕事の話になりました。
最近社内で聞いた、良いフレーズです。
それは、何かを頼んで
「お願いしますね」と言ったときに、
相手の人から「お金を貰うからには頑張ります」
と言われた時のことです。
これは、プロ意識を感じる言葉です。
「へぇ~、この人、こんな気持ちで
仕事をしてくれているんだ」と、
見直したという意見でした。
あの人はいいねぇ、あの人の働きぶりはいいねぇと、
誰からも褒められる人がいます。
その人がどんな事をしているのか、
じっくり見て、良い所を書き抜いて、
その行動特性の良い所のマネをする事を、
コンピテンシー(competency)理論では勧めています。
流行る人には理由(わけ)があり、流行らない人にも理由(わけ)があります。
社内で良い人は、どんな人でしょうか? 意見を聞いてみると、
良い人は、よく働く人だという事に意見が一致しました。
確かに、良い人は、周りの受けが良いのです。
それは、その人に仕事をお願いすると、
ちゃんと良い結果を出してくれるからです。
良い人があるように、良い店もあります。
良い店とは、顧客に対する隠れた心遣いが有る店です。
例えば、熱い焼き鳥を別の皿に移す時、
冷えた取り皿を持ってこられると、
焼き鳥の味が冷えて変わるのです。
これは、ビールを注ぐグラスを
予め冷蔵庫で冷やしている店の心遣いと一緒です。
生ぬるいグラスにビールを注げば、
冷たいビールの冷たさが緩んでしまうのと一緒です。
この店は、近隣の店に比べて、
お客様の入り具合が少ないようです。
何が問題なのでしょう?見渡せば、
この店には女性スタッフがいません。
鶏の焼き手も、お運びさんも、
レジの係も、皆男性です。
流行る店には理由(わけ)があります
ここに、愛想の良い、
よく気が付く女性が一人いると、
雰囲気が変わります。
ビールを見て少なくなると、
さりげなくやって来て
「おかわりはどういたしましょう?」とか、
「もう一杯いかがですか?」と、
にっこり笑って一声かけられれば、
つい、もう一杯頂きたくなるものです。
ブティックに行って買いたくなるのは、
接客するスタッフがちゃんと会話が出来れば、
さらにアドバイスが出来れば、
一言「よくお似合いです」のだめ押しがあれば、
購入率はかなり上がってきます。
会議の後の余韻で、
また経営談義で盛り上がりました。
この人がいるとお店が流行るとか、
この人がいないとお店の活気がなくなると言われるような、
人材育成が望まれます。
2013年1月5日(土)