戦国時代に、天下統一を目指した、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの戦国武将は、戦場の合間に、一服のお茶で一時の静寂を楽しみました。

戦国時代には戦場の合間に、一服のお茶で一時の静寂を楽しみました。現代では平時の戦争は経済の戦いです。日曜の朝(1)

戦国時代に、天下統一を目指した、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの戦国武将は、戦場の合間に、釜で湯を点て、一服のお茶で一時の静寂を楽しみました。

日曜日の朝、梅の花は少しずつ咲きそろってきています。2012年の梅は、平年よりは、およそ一ヶ月近く開花が遅れています。梅に挿したみかんの輪に、メジロやウグイスがやってくるのも少し遅れています。

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寒い朝に、体を温めるように珈琲をいただきます。今朝いただく珈琲は、熱海駅すぐ 仲見世通りにある(静岡県熱海市田原本町)、自家焙煎珈琲 甘味処「茶房 藍花」で、ブレンドしたコーヒーをいただきました。とても深い味わいのあるコーヒーでした。

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コーヒーカップは、今朝は両方ともウェッジウッドですが形が違います。どちらで飲む方が美味しいのでしょうか?

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では、今朝は丸いカップソーサーで飲んでみましょう。丸い柔らかな曲線に、唇を当てて、熱いコーヒーに、そっと熱さを窺うように、一口飲んでみます。とても上品な味わいでした。

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戦国時代に、天下統一を目指した、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの戦国武将は、戦場の合間に、一服のお茶で一時の静寂を楽しみました。お茶を、茶道にまで高めていきます。その時、部下の武将に、戦場での手柄や、忠勤へのご褒美に、茶道具を与えたそうです。

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武将にとってみても、他の武将に比べて、自分の方が良い茶道具を持っているとか、自分の方がいわれのある茶道具を貰ったとかいう、ライバル同士の自慢争いがありました。

今で言うなら、ゴルフ道具を連想すれば分かります。社長からアイアンを貰ったとか、パターを貰ったとか、ゴルフバッグを貰ったとかで、喜んでいる部課長のようです。

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南部鉄瓶を使って、抹茶のお湯を沸かします。お茶には鉄の錆が向いているのか、南部鉄瓶で煎れると味が深くなってくるのです。

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松葉博雄の為に、奥さんが南部鉄瓶で沸いたお湯を使って、お抹茶を点ててくれました。ではいただきます。三回に分けて、口の中で抹茶の味を味わいながら、ゆっくりとお手前を賞味させていただきます。

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早くも、5月に向けて、男の子用の節句のお飾りを窓に並べています。兜を頭にかざして、相撲力士の柔軟体操のように股を割り、思い出すのは、朝青龍に似ている時のU君の乳児の頃です。

 

2012年3月18日(日)