加西の愛菜館前で、漁連の魚屋さんでは、黒鯛、ガシラ、ちりめん、海苔を買いました。
加西の愛菜館前で、漁連の魚屋さんで、黒鯛を買うと、ウロコを取るのは、買った人です。ほ~ほ~ホタル来い(3)
吉野家の有馬店を出ると、
車は右に行くか左に行くか、
すぐに決めなければなりません。
一方通行なので、当然、左方向へハンドルを切り、
そのまま三田方面に進みます。
三田方面に進むと、中国縦貫道路に道が続いていて、
姫路方面に向かいます。
余り長く、運転していると、腰痛になるので、
加西で高速道路を降り、
加西のJA加西の運営する「かさい愛菜館」へ向かいます。
日帰りツアーの人気コース、買い物です。
かさい愛菜館では、入り口に、
「漁連の魚屋」とれぴちひょうご
(兵庫県漁業協同組合出典)の、
移動魚屋が来て居ました。
昔、海で獲れた魚を「カンカン(ブリキ篭)」に入れて、
山間部や町へ行商を行っている人を、
カンカンと呼びました。
その習慣から、兵庫県漁業組合がカンカンを始めたのが、
この「漁連の魚屋」です。
どんな魚があるか、覗いて見ます。
値段は驚くほど安いのですが、
安いには理由があります。
それは、以前にも書きましたが、
漁連の魚屋さんでは、
包丁を使えないことになっています。
包丁を使うと調理になり、
監督官庁の許可が変わってくるからです。
ハタハタ、黒メバル、ガシラ、キンキ、スズキなど、
中々沢山の魚が並んでいます。
所どころ、値下げされている魚もありました。
値下げの理由は、何でしょう?
時間は、まだ午前11時頃です。
立派な黒鯛も、800円から、650円です。
松葉博雄の希望もあり、
黒鯛(チヌ)800円を650円に値下げを選びました。
しかし、これは、苦労を背負って買ったようなもので、
この後、黒鯛のウロコを剥がし、
腸を割いて出し、それから塩焼きにするまでの、
手間を自分でしないといけないことになります。
松葉博雄は魚が好きなので、
あれもこれも買いたい、
これも買いたいと思って見ても、
自分で捌くことや、家族が少ないことで、
そんなに買えるものではありません。
あさりが、目につきます。
あさりを酒蒸しにするくらいなら、
500gは欲しいところですが、
お味噌汁に使うだけなら、100gで結構です。
店のおじさんは、一握りをつかんで、
ビニール袋に入れると、ほぼ100gです。
正しくは110gでした。
これを、100gの値段にしてくれました。
かわいそうなのは、捕まって、
ひっそりと隅の方に縮こまり、
身の上を案じているタコの姿です。
タコは、深い深呼吸をしながら、
近づく人がいると、身構えています。
近海物の魚は、瀬戸内海の魚は、
明石港、網干港から上がっていて、
日本海の魚は、浜坂港から上がっています。
そうすると、日本海と瀬戸内海の魚は、
どこで一つの流通ルートに乗っているのでしょうか?
わざわざ、日本海の魚を明石港に持って行っているのか、
途中中継地で、
二つのルートを合わせているのか、どちらでしょうか?
明石のちりめんと、兵庫県産の海苔を買って、
愛菜館での魚介類は買い物ができました。
次は、この土地で採れた野菜類を買います。
2011年6月2日(木)