神戸市須磨区多井畑 多井畑厄除八幡宮は、日本最古の厄神さんです。
神戸市須磨区多井畑 多井畑厄除八幡宮は、日本最古の厄神さんです。「ひな流し」のお祓いをしています。今年の幸せ、今年の幸せを八幡宮にお願いします:
今年の幸せを 多井畑厄除八幡宮にお願いします
多井畑厄除八幡宮は、
日本最古の厄神さんです。
多井畑厄除八幡宮は、
現在の兵庫県神戸市須磨に配流された在原行平や、
一の谷の合戦の際には源義経が祈願したといわれており、
日本最古の厄神さんとして、
神戸市須磨区にあります。
ここに今年の幸せをお願いに来ます。
そのいわれは、
770年(神護景雲4年)6月に疫病が大流行し、
それを鎮めるために
五畿内(大和、山城、河内、摂津、和泉)
の国境10ヶ所に疫神を祀り、
疫祓いが行われました。
多井畑厄除八幡宮は
古山陽道の摂津と播磨国の国境に位置していたため、
その一つとして疫神が祀られたと伝えられています。
今年の幸せをお願いするのは何処にしようかと、
奥さんと相談して、
今年の初詣は、健康祈願からお願いしようと、
話がまとまり、
長いドライブは疲れるので、
手短な、神戸市内で、格式の高い、
つまり、ブランドのある神社の中から、
今年の幸せは多井畑厄神を選びました。
神社の前に立ってみると、
どこの神社も、どこのお寺も、
平地にあるところは少なく、
長い石段を登って参拝します。
厄除八幡宮ですから、
毎年厄年を迎えた人たちが、
厄除けの祈祷に訪れているようです。
厄除けは、1月18日から始まるようで、
今年の幸せを祈る、厄除けの大祭の日だと、
押すな押すなの大賑わいですが、
今日はすいていてよかったです。
石段を登りあがると、少し前の方に、
本殿があり、神楽の音が聞こえてきます。
正門の隙間から、
宮司さんがお祓いをしてくれているように、
一瞬見えましたが、近づいてみると、
祈祷料を払って、
お祓いを受けている人が別にいました。
これだと、松葉博雄の子どもの時代の、
紙芝居のタダ見です。
ごきとう受付に出向いて、
次のご祈祷に申し込むこともなく、
お賽銭を入れて、今年の幸せをお願いして、
手をたたいて、無病息災をお願いしました。
1月18日からの三日間は、
厄除大祭が行われています。
厄年の人が、厄年のお祓い、
疫病退散、病気平癒の祈願と厄除に訪れます。
入学試験、採用試験、国家試験、資格試験などなら、
応募者が少ない方が受かりやすいと同じように、
1月18日、19日、20日の参拝者が多いと、
神様も、全員のお願いを叶えるのも、難しいと思います。
なので今日の、空いている日でよかったなぁと思う反面、
まだ、今年の幸せの受付前の日だと、
神様も、耳を傾けてくれないかもしれません。
多井畑厄除八幡宮では、
全国的に行われている
「ひな流し」のお祓いをしています。
源氏物語で出てくるほど、古い行事です。
現在では省略されて、
ひな人形を紙型でくりぬいて、
人形に自分の名前を書いて、
身の穢れを、多井畑厄除八幡宮の石の鉢の水に、
浮かべて、穢れを流してもらいます。
松葉博雄と奥さんは、
雛流れをお願いしようと思いましたが、
受付がしまっていたので、
ひな形を使わないで、
気持ちだけ厄神さんに伝えました。
たくさんの参拝者が、スムーズに進むように、
道順が設定されていて、
道順に沿って歩いてみると、元の拝殿の脇に出ました。
ここは、宮司さんや、禰宜さんが、
生活している場所だと思います。
興味がわくのは、お賽銭の行方です。
宗教法人格があるので、
きちっと管理していると思いますが、
会計報告はあるのか、会計報告を知るには、
どうしたらいいのかは、知りません。、
今年の幸せをお願いした多井畑厄神は、
須磨の離宮公園の近くで、
小高い丘になっていますが、この辺りが、
遙か昔の摂津の国と、播磨の国の境目です。
神戸市の市民の森の標識がありました。
「くろがねもち(うばめがし、あらかし、他)」の木が、
市民の森指定番号第23号に指定されています。
お詣りをした後は、お店を探して、昼食になります。