2本目の修士論文 次は口頭試問です【社長経営学】シリーズ62
投稿No:10056
2つ目の修士論文を提出 論文提出が終了すると 次は口頭試問です【社長経営学】シリーズ62
2本目の修士論文
修士論文の締め切りは1月20日です。
大阪府立大学大学院の論文の
締め切りが迫っています。
この件については、
りんりんもかなり心配してくれていました。
見る目で分かります。「大丈夫?」と、
心配そうな目で、
論文の締め切りの心配をしてくれています。
もう少しすると、論文は、
指導教授の閲覧が終って、提出の準備ができます。
そのことを話すと、りんりんは、
安心したみたいでした。
いろいろと考えて試行錯誤し、
研究が進まなかったことがありましたが、
多くの難関を乗り越えて、
やっと間に合いました。
修士論文
「コンタクトレンズ業界における
良循環経営の調査研究
~顧客満足と従業員満足、
そして経営理念の視点から~」
が完成しました。
かなり分厚い論文になって、
400ページに迫るページ数です。
郵送では心配なので、
直接、修士論文を大学へ提出することにしました。
修士論文の作成には、
アンケートのために、
多くの方から協力をいただきました。
2万人のわが社の顧客アンケートはがき、
従業員へのアンケート、
そして、千人を超える取引先
従業員の皆さまへのアンケート、
経営者の方へのインタビューなどです。
この資料は一次データとして貴重で、
さらに分析すれば
博士号取得も可能に思えるほど
価値がありました。
口頭試問
論文提出が終了すると、次は、口頭試問です。
修士論文の提出を終えると
主査と副査の先生から、
内容について口頭試問を受けました。
口頭試問では、4名の先生方から、
論文についての質疑応答となります。
大変緊張に包まれた口頭諮問です。
口頭試問は主査と2名の
副査の計3名で諮問が行われます。
口頭試問の時には、
指導の先生からの助言は受けられません。
あくまでの、論文を書いた本人だけで
諮問に答えなければなりません。
口頭試問では、本人が書いた論文であることは勿論、
内容が一定のレベルに達しているかを
口頭によって確認されます。
限られた時間の中で、
初歩的な質問もあり、高度な質問もあります。
修士論文の口頭諮問 質問の要点は
①問題意識がしっかりしているか、
②先行研究の論文資料が適切であるか、
③仮説はあるのか、
④何を明らかにしたいのか。
⑤検証のためのデータは適切であるのか、
一次データなのか、二次データなのか、
⑥仮説は検証されているのか、
⑦得られた研究成果はなにであったのか、
このような質問でした。
主査の教授は論文演習で、
仮説「顧客満足と従業員満足が両立すれば
優れた経営となる」を、
当たり前だと指摘した先生でした。
一次データを使った仮説の検証結果に、
今度は反論が出ませんでした。
口頭試問を終え、判定会議を経て、
修士論文は受理されました。
これで大学院は修了です。
2024年10月22日