美保神社から、美保関灯台へ続く、しおかぜラインのきれいなこと。
美保神社から、美保関灯台へ続く、しおかぜラインのきれいなこと「関の五本松」もありました。山陰地方観光 境港ツアー(5)
美保神社から、美保関灯台へ続く、しおかぜライン
美保神社のあとは、美保関灯台へ向かいます。
一本道なので、迷うことはありませんでした。
美保神社から、美保関灯台への道は、
「しおかぜライン」と呼ばれています。
地蔵崎には、パーキング場があり、
車を停めると、歩道橋を伝わって、
美保関灯台へ躓くことなく、
板製の歩道橋を歩いていきます。
この美保関灯台は、エキゾチックな石造りになっていて、
明治31年に完成した建物です。
大山、弓ヶ浜、また遠く隠岐の島を望むことができて、
景観の眺望は雄大で素晴らしい灯台です。
地蔵崎灯台として、初点灯された当時のままの、
白色円筒形造りは「世界の歴史的灯台100選」にも選定され、
2007年には灯台として初めて国の有形文化財に指定されました。
また、毎年海の日には灯台が一般公開され、
普段見ることができない灯台の内部を見ることができます。
灯台の横にある旧事務所や宿舎は、
現在はレストランに改築されており、
日本海を眺めながら休息できます。
このあたりは、地蔵崎と呼ばれ、
島根半島の最東端に位置するこの岬からは、
晴れた日に隠岐の島を見ることができます。
また、東北約3kmの海面には、
「沖の御前島」と呼ばれる小島が浮かんでおり、
「出雲国風土記」には、
その昔、美保神社の神様が魚釣りを楽しんだところと言われ、
現在でも、絶好の魚釣り場となっています。
地蔵崎と呼ばれる周辺には、
渡り鳥の通り道にもなっているようです。
春の渡り鳥(オオルリ、キビタキ)や、
冬の渡り鳥(シロハラ)などが、
交互にやってくるようです。
もちろん、ウグイスやメジロ、ヒヨドリなどもやってきます。
鳥の鳴き声が聞こえないかなと、
耳を澄ましながら散歩します。
灯台は、大抵白いペンキで塗装されていて、
遠目からも、闇夜からも、
スッキリと白い姿が目立ちやすいように、
塗装されています。
それが、美人が、白いいい服をまとって、
立っているように見え、灯台は、
美人のイメージが強くあります。
灯台守のための、赤い屋根の建物は、
現在はビュッフェとお土産ものを売る場所になっています。
灯台からの景色を見ながらお昼ご飯を食べることができます。
松葉博雄は奥さんと、歩きながら、
お天気が良かったことに感謝しています。
やはり、旅のよさは、お天気と一緒に行く人にかかっています。
2010年の夏の暑さは、
100年に一度と言われていますが、
9月の中旬になっても、残暑が続いています。
場所を変えて、海を背景にした美保関灯台にも、
真夏のイメージが残っています。
美保関灯台の素晴らしい眺望を見て、
次に向かうのは、境港市で、
どこか美味しい日本海の魚介類を、
できたら美味しいお寿司のお店です。
しおかぜラインを戻り、境港市に向かいます。
先ほど暑い日照りで、奥さんは日傘を差そうと思っていたら、
民宿「まつ屋」に、日傘を忘れていることを思い出しました。
これから、民宿「まつ屋」に向い、忘れ物の傘を回収します。
美保関灯台の、散歩がなければ、
日傘を、民宿「まつ屋」に忘れていることを
思い出していなかったと思います。
タイミングのよい、思い出しでした。
2010年9月16日(木)