124年ぶり 2021年の節分は2月2日 「一寸法師」の恵方巻 恵方は「南南東」
投稿No:8890
毎年恒例です。一寸法師の恵方巻を社員の皆さんにお配りしました。
節分 今年の節分が2月2日になった理由
節分といえば2月3日のはずですが、
今年の節分は、2月2日でした。
なんと124年ぶりに2月2日となったそうです。
なぜ今年は、2月2日が節分になったのでしょうか?
節分は本来、四季を分ける節目の意味があります。
春の始まりを表す「立春の前日、
冬と春を分ける日を節分」と言います。
今年の立春は、2月3日のため2月2日が節分になったのです。
日にちがずれた理由は、地球が太陽を1周する(公転)
時間が365日ちょうどではなく6時間弱長いからです。
そのため、毎年少しずつ地球の位置がずれていき、
立春も変化するのです。
恵方巻を作ってくださったのは、
さんプラザ地下1階にある寿司屋「一寸法師」です。
恵方巻を持って帰る際に、
「恵方巻が太くて蓋が開いてしまうので輪ゴムで止めてます!」
とお伝えしてくださるほどの具だくさんの太い恵方巻です。
スタッフの皆さんの数だけ並べると、壮観ですね。
一寸法師さんのサービスで、福豆が入っていました。
福豆は、煎った大豆のことで邪気払いに効果があるとされています。
節分 節分に豆をまく由来とは?
日本では明治に入って
太陰暦から太陽暦を使用するようになりましたが、
西暦が広く普及するようになったのは
第2次大戦後だと言われています。
昔の暦は中国発祥の二十四節気を用いて季節を区分しており、
立春が新年の始まりでした。
そのため、立春の前日である節分が大晦日ということになります。
大晦日にあたる節分は特に重要な日であり、
厄や災難をお祓いする行事が行われていました。
この行事は「追儺(ついな)」と言い、節分、
つまり大晦日に行われていました。
現在も皇室の宮中祭祀として
「大祓の儀(おおはらえのぎ)」とともに、
大晦日に執り行われています。
こうしたお祓いの行事が豆まきの由来になったようです。
節分 豆まきに大豆を使う理由は?
日本では古来より『米・麦・ひえ・あわ・大豆』の五穀には、
精霊が宿ると言い伝えられてきました。
大豆は、疫病・風邪・物もらいなどの
病除けのまじないに多く使用されており、
また、鬼の目に大豆を投げつけて鬼退治をしたという伝説から
大豆が使われるようになったというのが、有力な説のようです。
「炒った大豆」を使うのは、
生の大豆だと芽が出る可能性があるため、
芽が出る、つまり『邪気が芽を出す』ことのないように、
という願いも込められています。
出典 オトナンサー
節分 気になる恵方巻の具
恵方巻は、無病息災、商売繁盛を願い七福神にちなみ
7種類の具材を使い食べるとよいと言われています。
特に具材に決まりはないそうです。
一寸法師の恵方巻は、きゅうり、カニカマ、かんぴょう、
卵焼き、イカ、しいたけ、シソ、桜でんぶなどとにかく具沢山でした。
今年の恵方は「南南東」です。
今年の節分はコロナ禍のため、
皆様の無病息災を願いながらおいしく恵方巻をいただきたいです。
節分 月桃の葉を飾りに使いました。
月桃とは沖縄などの熱帯・亜熱帯に自生している多年草です。
月桃の葉には防菌や防カビに約立つ成分も含まれているので、
消臭や殺菌、防虫効果があります。
沖縄では旧暦の12月8日に、月桃の葉でお餅を包んだ
「ムーチー」を食べて厄払いする風習があります。
月桃の葉は、ただ飾りとしての役割だけではなく、
消臭や殺菌、厄払いという意味合いもあります。
恵方巻 社長からのメッセージ
節分の恵方巻です。
南南東の方角を向いて、幸運と健康を祈りながら
丸かじりして食べてください。
節分 恵方巻は丸かぶり?
恵方巻はもともと関西の風習で、割と最近まで、
関東圏で恵方巻を知っている人はあまりいなかったように思います。
恵方巻を食べる時は、
「願い事を思い浮かべながら何も言わずに1本食べ切ると、願いが叶う」
と言われてきました。(※諸説あると思います。)
大きな恵方巻を四苦八苦しながら、
願いが叶うと嬉しいなと思いながら、
黙々と食べるのです。
スタッフの皆さんはどんな願い事をしながら食べたのでしょうか。
その願いが叶うといいなと思いながら、
私も自分の願い事を思い浮かべて
恵方巻を丸かぶりしたいと思います。
2021年2月2日(火)