岡山県の道の駅「彩菜茶屋(さいさいぢゃや)」の周辺で、秋の味覚の価格調査をしてみました。【りんりんを偲んで─第2弾─その1】

りんりんを偲んで縁の地を訪れる旅の第2弾です。第1弾は淡路で枇杷の若芽を記念植樹に植えました。

道の駅「彩菜茶屋」

近隣ツアーのドライブです。今日は、岡山県美作市にある道の駅「彩菜茶屋」に行きました。

道の駅「彩菜茶屋」

10月も最後になり秋が深まってきました。今日のテーマは秋の味覚の市場調査です。

秋の収穫には、夏の気候が影響します。台風が来たか、雨はたくさん降ったか、気温は暑かったか、いろいろな要素が絡み合って、秋の収穫へとつながっているのです。

道の駅「彩菜茶屋」

秋と言えば松茸です。まず、松茸の値段を見てみました。2本入の値段を見てみると、9,000円から22,000円まで、いろいろな値付けがされています。

道の駅「彩菜茶屋」

売っている方の意見では、今年は夏の気候がよく、台風も来なかったので、豊作ということで、例年より安いそうです。

道の駅「彩菜茶屋」

とても美味しそうなので、買おうかなとかなり迷いましたが、結局買いませんでした。

道の駅「彩菜茶屋」

松茸は食べたいのですが、同じ値段を出すならもっといろいろなものが食べられると思って買いませんでした。もし買うのなら、やはり季節のご挨拶といった贈答用だなと思います。

道の駅「彩菜茶屋」

2本入りの松茸を買う値段で何が買えるでしょうか。他の野菜や果物を見てみます。

道の駅「彩菜茶屋」

太い山ゴボウが1本1700円です。岡山県産の最上柿がバケツ一杯に10個入って500円です。2本入りの松茸を買うつもりで20,000円出したら、バケツ40杯分の柿が買えますが、そんなには要りません。

道の駅「彩菜茶屋」

かぶらは葉がついていてもいなくても同じ160円です。葉っぱがついていない方が、やや実が大きいようです。

道の駅「彩菜茶屋」

かぶらの葉っぱは、小さく刻んでごま油で炒めてご飯のおかずにしても美味しいし、お漬け物にするのも、おひたしにするのも美味しそうです。

道の駅「彩菜茶屋」

キャベツは大きさによって230円~280円。

道の駅「彩菜茶屋」

白菜も大きさによって値段が違い、200円~280円でした。

道の駅「彩菜茶屋」

道の駅「彩菜茶屋」

白菜を手に持ってみると、まだ季節が早いのか、ずっしりとした重さを感じませんでした。もう少し寒い季節になってからの方が美味しそうです。

道の駅「彩菜茶屋」

昨年(2007年)は11月15日に白菜の漬け物に取り組んでいます。今年もそろそろ準備をしないといけません。

この時期、欠かせないのは、枝豆です。枝豆は一束で500円でした。塩ゆでにしてビールのおつまみにしたら、ビールが進みます。

道の駅「彩菜茶屋」

予想外なのは、メダカや金魚を売っていたことです。小さな金魚が2匹入っている金魚鉢が500円でした。買いたいなと思いましたが、車で来ているので、水の入った入れ物を持って帰るのは大変です。それに、生き物は、後のお世話をしなくてはなりません。奥さんと相談して、お世話が大変だから買うのはやめることにしました。

道の駅「彩菜茶屋」

今年の野菜は、夏に台風が来なかったことと、秋になっても天気が温暖なので、豊作のようです。

豊作貧乏という言い方があります。豊作は、作り手にとってみると、値段が下がって大変です。かといって、値段を高くして、よその安い方を買われても困ります。収穫量と値段の問題は難しい問題です。買う立場になってみると、安いことは嬉しいのは確かですが。


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2008年10月30日(木)