ビオトープ池は繊維強化プラスチックを使って、防水工事です。
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。ビオトープを作る(4) 社長ブログ/趣味/メダカの飼育
ビオトープの池作りは、しばらく止まっていました。
止めていたのは、私ではありません。
お願いした工務店の都合です。
8月の炎天下の日に、ビオトープ池の防水工事が始まりました。
コンクリートのままだと、水を張っても自然に水漏れが起きるそうです。
そこで、コンクリートの上から防水工事をしておきます。
防水工事は、FRP防水(ガラスマット敷設)方法で行います。
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。
ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強したプラスチック、という意味です。
今日の職人さんは、シート状になった繊維強化プラスチックを、コンクリートの表面に貼り付けています。
貼り付けるのは、接着剤です。
繊維強化プラスチックシートを、一枚ずつコンクリートに貼り付けていき、上からローラーを使って接着剤を染みこませています。
接着剤は、ドラム缶から取り出した液体の接着剤と、もう一つ何かの液体を混ぜて使っています。
水が漏れる箇所は、コンクリートのつなぎ目とか、ブロックのつなぎ目、そして、排水のために穴を開けて、パイプを埋め込んだ箇所です。
今日は、二つの池のうちの一つを防水工事しています。
繊維強化プラスチックシートをコンクリート壁面に貼ると、コンクリートからのアクが出なくなり、
水を溜めて、何度も水を入れ替える、コンクリートのアク抜き作業をしなくても良くなります。
炎天下のもと、丁寧に繊維強化プラスチックシートを貼り合わせていきます。
貼っては、接客液をローラーで塗り込んでいます。
これで防水工事は終わりです。
防水工事をすれば、水が漏れることはありません。
もっと大きなビオトープ池を作りたかったのですが、
あんまり大きな池を作ると、幼い子供が池にはまってしまう事故が起きては大変なので、
想定の規模から5分の1くらいになってしまいました。
水が一杯溜まると、横から排水する水抜きのパイプも設置できています。
次の課題は、水の循環方法です。