炭火焼きと一緒に、初めての燻製作りです。

焦げた肉や魚を食べたらガンになるなんて、誰が言い出したのでしょうか。バーベキュー/炭火焼き/燻製

炭火焼きをしました。野外で食べる、炭火焼きです。

炭火焼きの最初のハードルは、炭に火をつけることです。

昔は、台所で日常的に炭や薪を使っていました。

その時代では日常的なことなので、炭や薪に火をつけることは、慣れたものでした。

しかし電気やガスの時代になると、炭や薪に火を点けるなんて、非日常的なことになってしまいました。

非日常的となると、生活用品の周りに、薪や炭を使えるような台所用具や、かまどなどがありません。

これから使うのはコンロです。

コンロの中に火の点いた炭を入れて火力とします。

炭の点火方法は、簡易ガスコンロの上に炭を置いて、ガスコンロを使った点火方法です。

もうひとつ、新たな試みがあります。

それは、燻製道具を買ってきて、料理の燻製を作ることです。

燻製の味は、使う木材チップの種類によって味が変わるそうです。

一番下に簡易ガスコンロを置き、その上にアルミホイルに包んだ木材チップを置きます。

こうすれば、木材チップには火が直接当たらず、煙だけが出ています。

玉子の燻製は、予めゆで卵を作って、このゆで卵を燻製にします。

真ん中の段には、ちくわ、ウインナーソーセージを置いています。

こうして、棚に燻製を作る食材を乗せると、燻製機の蓋を閉じて、下から簡易ガスコンロで加熱します。

しばらくすると、木材チップから煙が出てきました。

炭火が強くなると、コンロの上に網を置き、

網の上にお肉や野菜、おにぎりを乗せて、しばらくは裏返したり、位置を変えたりして、焼き方の加減をしていきます。

梅雨が明けて外はかんかん照りで、夕方になると少し涼しくなりました。

外で炭火焼きをして、次の対策は、集まってくる蚊を退治することです。

これには、蚊取り線香だけでは足りません。

虫除けスプレーを、体に噴霧します。

炭火が徐々に強くなってきました。

周りが暗くなってくると、見えなかった炭火の火が見えてきます。

脂が乗ったお肉を焼いていると、お肉から脂が落ちて、火はますます強くなっていきます。

こうなると、急いで食べないと、黒こげになってしまいます。

ちょっと前まで、焦げた食材を食べると、ガンになると言われていましたが、

ある時期から、あの情報は間違っていたという訂正がありました。

インターネットで調べてみると、

「魚や肉に含まれるタンパク質が焼かれることで発がん性物質を作るのは確かですが、

1日にダンプカー1台分の焦げを食べないとガンの発症はしないと言われています。

とうてい食べきれないほどのこげを食べなければならないので、常識的な量なら問題ありません。」

という事だそうです。

一体、誰が言い出したのでしょうか。

初めての燻製ですが、お味は上々でした。

燻製にすると、ちくわも身が締まり、固くなり、歯ごたえも良くなりました。

味も一段と締まった味になり、燻製にしただけの甲斐がありました。

2016年7月17日(日)