ランチパスポート神戸版の効果で、美伸の店内は、いっぱいです。

さんプラザ地階の美伸で、石焼きビビンバを頂きました。 社長ブログ神戸/さんプラザ グルメ/美伸

さんプラザビル地階に、たこやきのたちばながあります。

その左隣に、新しいお店がオープンしているので、お昼ご飯を食べにいってきました。

お店の名前は、ヌードルディナー美伸です。

入り口の前には、メニューが一目で分かるように紹介されています。

このメニューを見て、お店に入る前に大体の注文を決めておきます。

じっと見て選んだのは、石焼きビビンバです。

あんまり広くないお店で、客席はもういっぱいでした。

座るところがないので、帰ろうかなと思ったときに、店員の方が「カウンター席にどうぞ」と一声かけてくれたので、カウンター席に座る事にしました。

このカウンター席、とても椅子の高さが高くて、「よいしょっ」と言いながら上がらないと、さっとは座れません。

座るときに、一番角の席だったので柱の隅で膝を打ってしまい、痛くて痛くてたまりません。

もう少し低い席なら簡単に座れるのに・・・・。と思いながら、カウンターの一番端に座りました。

隣のおじさんは、スマホをいじりながら注文した料理が出てくるのをじっと待っています。

もう少し左に詰めてくれたらいいのにと思いながら、右の角のある柱と左のおじさんの間の狭いスペースで、じっと注文を取りに来てくれるのを待っていました。

石焼きビビンバを注文した後、

「ごはんは、普通のご飯にしますか?サトウキビご飯にしますか?」 と尋ねられました。

「え!?サトウキビご飯ってなんですか?」

と、尋ねると、目の前のリーフレットを読んで下さいと言われました。

リーフレットには、サトウキビを搾った後のサトウキビの茎を使って、その繊維を取り出し、粉にして食品に加工しているようです。

あーびっくりした。
サトウキビが、まさかサトウキビの汁がご飯にかけてあるのかと早合点しましたが、その実は、搾りかすを砕いてパウダーにするものです。

ほどなくして、熱々の石焼きビビンバが運ばれてきました。

触ると、火傷をしそうな程の熱い熱い熱が伝わって来ます。

スプーンで底の方を混ぜて上に出してみると、底の方には焦げ目がありました。

焦げ目は好きです。

出来たらこの焦げ目に美味しいスープをかけると、素晴らしいお粥になるのです。

食べながらお勘定をみると、今日3月21日の伝票ナンバーは、166番です。

もしこの166番が来店者数を意味しているのであれば、朝10時のオープンから、今の午後1時までの3時間の間に、166組が来た事になります。

そうすると、1人が800円としても、既に132,800円の売り上げになっています。

すごいなぁと思いながら、周りの客席を見渡すと、そんなに沢山のお客さんは座れません。

流行る理由は、ランチパスポートに登録されているからです。

ランチパスポートの本を買えば、その本に登録しているお店は、500円でランチが頂けるようなシステムになっています。

これは本も売れるし、お店も流行るし、お客さんも安く食べられるという、お互いの利害関係が一致したシステムです。

ランチパスポートには、神戸版があります。

この本は定価1000円ですが、魔法のランチ本として、すでに第7版までが発売されています。

そうすると、先ほどの計算は変わってきます。(飽くまで166が来店者数である場合の仮定ですが)

166人×500だと、83000円に下がってしまいました。

そこのところは、よく考えているところがあって、お店に入る方全員がランチパスポートの500円を利用出来るわけではありません。

先着何名様とか、人数制限をお店は設定しています。

なかなか商売は知恵比べです。

安くすれば維持費は出ないし、高くすればお客さんは来てくれないし、二つの矛盾する問題にオーナーは常に頭を抱えています。

2016年3月21日(月)