安全保障関連法案と、新国立競技場とは、どちらが将来の国民に対して、負担が大きいのでしょうか? 神戸の社長ブログ/新聞・雑誌テレビの報道の感想
安全保障関連法案は、軍備増強に繋がりそうです。新国立競技場は、予算拡大に繋がりそうです。神戸の社長ブログ/新聞・雑誌テレビの報道の感想
今夜の夕食は、淡路島で買ってきた、鱧を自宅で天ぷらにして頂いています。
奧さんが天ぷらを揚げているとき、松葉博雄はテレビのニュースに注目しています。
新国立競技場の現在の計画を白紙にもどし、ゼロベースで計画を見直すと、安倍晋三内閣総理大臣が表明しています。
これはえらい事で、ニュースでは、一旦決まった計画が白紙に戻せば、東京オリンピックに間に合うのかと、心配もあります。
熱々のあげたばかりの鱧の天ぷらはとても美味しく、かつ、ビールとも良く合います。
しかし、もごもごと食べている間に、新国立競技場のニュースが進み、更に、台風関連のニュースもテロップで流れています。
松葉博雄は、何か不自然さを感じています。新国立競技場が、とてもつもない金額の予算になっていることは、かなり前から報道されていました。
それが、安保法案が衆議院で強行採決され、その結果、世論調査では、安部内閣の支持率が急低下しています。
この、世論調査の急低下を見て、国民の関心を新国立競技場の方に向けさせようとしているのではないか、と思います。
新国立競技場が税金を使って、歯止めのない金額になっていることは、現在の納税者あである国民全体の問題です。他方、新安保法案が、もし成立すれば、その負担は将来の国民の負担になります。
新安保法案での負担の問題は、比較にならないほど大きな負担です。
例えば、インド洋やマラッカ海峡へ自衛隊が出動すれば、出動した艦隊分だけ日本の近海は防御が手薄になります。
手薄になったときに攻撃を受ければ、防衛力は手薄になるので、そこで軍備増強の声が上がってくるかもしれません。
軍備増強の予算の桁は、新国立競技場の予算規模とは大きく違ってきます。
さらに、海外派兵をすれば、流血するかもしれません。仮に、戦闘による死者が出れば、その敵を討とうという意見も出てきます。
一旦、銃火を交えれば、その収束は要因ではありません。
過去の歴史では、たった一発の銃弾で、第一次世界大戦や、日本と中国の戦争が始まっています。
晩ご飯を頂きながら、友人がフェイスブックで書いていた、いてもたってもいられず、東京まで行き、安保法案反対のデモに参加してきたという気持ちが伝わってきました。
2015年7月17日(金)