祖谷渓温泉秘境の湯を探して、カーナビを頼りに、道を迷っています。
祖谷渓の秘境には、大歩危があれば、小歩危もあり、更に、奥小歩危温泉もありました。 徳島 (3)
祖谷渓温泉秘境の湯に、カーナビをセットして、ナビで誘導されながら、奥深い丘陵地を進んでみると、カーナビにからかわれているような現象が起きました。同じ所をぐるぐる回っているのです。
標示物には、「食事・休憩・宿泊 奥小歩危温泉 4キロ先」と書かれているので、この奥は、もっと渓谷だということが分かります。
「ぶっしばし」 仏師橋でしょうか?何かいわれがあるのかと思い調べましたが、分かりませんでした。
カーナビは、電波が届かない所にあって、道案内に困っているようです。
あちらこちらをドライブしていて、日本の国土面積の8割近くが丘陵地や山岳地になっていて、そこには森林があり、谷があり、渓谷があり、水が流れているのが分かります。
こんな奥深い所で、不思議なことに、大型ダンプカーとすれ違う事が多いのです。多分、この奥の方で、土木工事があるのだと思います。
山城町です。
ここから塩塚温泉までは12キロ、大歩危峡までは5キロ、野鹿池山までは24キロ、ほたるの里までは13キロ、観光物産センター歩危茶屋までは4キロ、公共の宿 サンリバー大歩危までは3キロです。
地図によると、この辺りには円明寺、田尾城跡、白川釈迦堂、小歩危、祖谷川などの名所があります。
進行方向の右側は、とびの巣峽まで5キロ、という表示が出ています。
山城町農林組合の、木工品展示・販売の案内がありました。案内板も、木で出来ています。
少し広い場所に行き当たりました。車を停めて、付近を見てみます。
この辺りは、山は杉や檜の植林地で、よくもまあこれだけ、同じような杉や檜を、全国の山に植えるように、農林省は指導したものです。お陰で、自然林はすっかり少なくなってしまっています。
大歩危の船下りの船着き場がありました。
夕方なので、もう営業は終了しています。観光バスの姿も見あたりません。
大型バスと、何度もすれ違うと、その都度道を譲ることになります。
山が迫って、谷が深く、渓流が流れているため、山と山を結ぶ、鉄橋が、沢山あります。
大歩危橋を渡って、秘境の湯はもうすぐそこです。
大歩危の駅前を、国道45号線の方へ進みます。
祖谷は、日本三大秘境のうちの1つです。
日本三大秘境は、祖谷(徳島県三好市)、白川郷(岐阜県大野郡)、椎葉村(宮崎県東臼杵郡)です。
向こうに、西祖谷中学校があるようです。この看板も木で出来ています。
祖谷と書いて、読み方は、いや、です。初めての人は、そや、と読んでしまいます。
峠から見下ろすと、祖谷渓温泉の里が見えてきました。きっとあの辺りが、祖谷渓温泉だと思います。
かなりの温泉地のようで、これまでにない、高い建物が、いくつもあります。きっと、ホテルだと思います。
こんな遠隔地の、初めての場所でも、インターネットを利用すれば、宿の予約が取れるのです。
インターネットが無い時代は、遠くのホテルを予約するのは、個人であれば、電話帳で電話番号を探し、直接予約をするか、交通公社にお願いして、宿の予約をとったものです。
2014年8月26日(火)