三宮の生田神社に、お宮参りに行きました。

朱塗りの神社で、宮司の祝詞を聞き、新生児の末永い健勝を全員でお祈りしました。 家族でお宮参り(1)

神戸三宮の生田神社に、お宮参りに来ています。生後1ヶ月目を無事に迎えたことを、神社にお詣りして、感謝の気持ちを表します。

生田神社は、まもなく年末年始の参拝客を迎える準備が進んでいます。来年は、午年なので、大きな馬の絵馬が掲げられています。

お宮参りのクライマックスは、神社の宮司さんに、新生児が一ヶ月目を迎えたことと、この先の健やかな成長を生田神社の神様に内奏してもらう事です。

普段は入らない、敷地の中に入って、神妙にお祓いを受けます。

12月の中旬の寒い頃なので、皆さん風邪をひかないように厚着をしてきていますが、神社の参殿の中では、コートを脱いで、襟巻きを外して、暖房着を脱いでいます。

赤ちゃんはそうはいきません。暖かいコートを巻いて、風邪をひかないように、厚着は、神様にも大目に見てもらっています。

ここまで来るまでに、赤ちゃんを抱くお母さんの着付けは大変です。

これが日本の伝統的な文化です。赤ちゃんを抱いて、帯で縛り、頂いた祝儀を帯ひもにくくりつけて、神社に向かいます。

今日は平日なので、お祓いを受ける予約者も少なく、ゆっくりと神主さんのお祓いは進んでいます。

名前の場所だけを変えると、祝詞は、みんな同じです。

神主さんに仕える巫女さんは、脇に控えて、皆さんにここで頭をさげてくださいとか、ここで手を合わせて下さいとか、神社のしきたりを指示してくれます。

赤ちゃんを神社のお祀りしているご神体の一番近くに近づけて、赤ちゃんの健やかな成長を祈って頂きます。

神社のご神体は、大抵は、銅鏡・瓊勾玉・剣のどれかです。

このご神体に向かって、我が子の健やかな成長をお祈りするのですから、鏡も勾玉も剣も、しっかりお願いをきいていてほしいものです。

しかし、文化とは伝統なので、神主さんが衣装を着て、朱塗りの神社で祝詞をあげてもらうと、参列者の皆さんは、自然と頭が下がり、この子の末永い健勝を、生田神社の神様にお願いしていました。

2013年12月19日(木)