小松島市の名物、谷ちくわ商店を、通りがかりに見つけました。
小松島の谷ちくわ商店では、海老を1匹使った、海老天は、1本100円です。 徳島へ日帰りツアー(3)
あいさい広場に向かいます。あいさい広場は、小松島市立江町炭屋ヶ谷47-3です。カーナビには、電話番号を入力したので、案内してくれた場所は、的外れな場所でした。
電話番号から、アドレス入力に変えると、今度はそれらしい方向に、案内してくれています。
カーナビが案内してくれた場所は、目の前が沼地のような、川から水が入り込んだ、辺鄙なところで、何でここがあいさい広場なのか、カーナビにやつあたりです。
小松島には競輪場があるので、競輪場に行く道しるべが、あちらこちらに出ています。あいさい広場に行く途中に見つけたのは、小松島市役所と競輪場の間にある、ちくわ屋さん『谷ちくわ商店』です。
見た感じ、美味しそうな店構えです。後で確認すると、地元でも有名なお店でした。
偶然ですが、助手席の奥さんが道路の看板を見つけ、気になっている所に、実物のお店の前を通っていました。早速車を停め、お店の中に入ります。
阿波小松島の焼ちくわといえば、遠く源平八屋島の合戦の寿永年間、源義経の軍勢が小松島に上陸したとされています。
その時、小松島の漁夫たちが海岸でとりたての小魚の身を練り合せ青竹に巻きつけて焼いている芳香に引かれ、その一つを所望したそうです。
賞味され「味」・「香」ともに賞賛され、それ以来小松島の焼竹輪は時が流れ、世が変わっても、このすばらしい味は変わらず、今にその伝統を受け継がれているそうです。
どれも美味しそうなので、選ぶのに悩みます。海老が入った海老天は、1本100円です。これを、ドライブ中に、おやつ代わりに食べることにします。
土産用には、パックされた鯛ちくわを買いました。
海老が1匹、丸ごと使われていて、それが100円とは、お得な買い物になりました。
かつ天は、約30年前に商品としてつくられ、今では小松島の名産品の一つとなっています。「カツ」と言えば、豚肉などをイメージしますが、魚のすり身をパン粉で揚げたものです。
地元では「フィッシュカツ」「カツ」とも呼ばれている「かつ天」は、長年にわたり徳島県人に愛されてきた逸品です。県内の一般家庭にも浸透しています。
尾道にも、「桂馬」という、練り物屋さんがあります。谷ちくわ商店と、販売している商品は似ていますが、お店を代表する商品は、桂馬では柿天で、谷ちくわ商店では、かつ天です。
2013年8月1日(木)