ベルギー アルベティーヌ広場 王立美術館 モン・デ・ザール庭園。ドイツ旅行記(30)
ベルギー ブリュッセル アルベティーヌ広場を抜けると、庭園、楽器博物館、ベルギー王立美術館などがあります。楽器博物館から、ロワイヤル通りに抜けると、大きなサンカントネール博物館が見えて来ます。ドイツ旅行記(30)
よかったね!よかったわ!
こんなに素晴らしいヨーロッパ文化に触れて、
よかったねよかったねと、
時差の疲れを体に感じながら、
心の中で叫んでいます。
ベルギーは、EU加盟国の1つです。
ブリュッセルを歩いていると、
これがヨーロッパの文化と感嘆します。
いずれの文化財も、宗教に根ざしています。
目の前に見える、高い塔は教会です。
この頃、松葉博雄は、
時差による疲れが頭と体を支配していて、
せっかく文化財の宝の山に囲まれながら、
ぼんやりとついて歩いているだけです。
ゆっくり見ないと勿体ないなぁと思いながら、
グラン=パレスから山の手の方へ歩いて行きます。
まずは、シャペル通りから見たアルベティーヌ広場です。
アルベティーヌ広場を抜けると、
庭園、楽器博物館、
ベルギー王立美術館などがあります。
楽器博物館から、ロワイヤル通りに抜けると、
大きなサンカントネール博物館が見えて来ます。
グラン=プレスから美術館の方に行くには、
大体この広場を通って行くようです。
幾何学模様の美しい庭園になっている
モン・デ・ザール庭園で、
U君と遊んでいます。
モン・デ・ザールとは、
芸術の丘を意味していて、
ブリュッセルの下町(グラン=プレス)と
山の手を結ぶ庭園です。
庭園の前に立つのは、アルバート一世の騎馬像です。
様式はフランス式の庭園で、
国際会議場と王立図書館の間にあり、
とても美しい眺めが広がります。
ヴェルサイユ宮殿の庭園と、どこか似ています。
横には美しい並木道と噴水があります。
歩いて通り過ぎるには惜しいし、
1つ1つを訪ねて建物の中に入って行くには時間も体力もなく、
美しさの感動を、写真に残すだけが精一杯です。
芸術の丘の少し上がったところから、
庭園を眺めてみます。
遠くに見える塔は市庁舎です。
一際高く目立って、とても美しい眺めでした。
この眺めがブリュッセルで
人気の場所というのもよく分かります。
この丘陵に立って、
振り返って市庁舎を見て、
あぁベルギーに来たんだ、
ヨーロッパ文化に囲まれているんだと、
思わざるを得ません。
何という美しさでしょうか?
まもなく沈みゆく夕日は、
一方をスポットライトのように夕日に染めて、
美しさを照らし出し、
また一方では光が消えて行きそうな、
薄暗い夕方の気配を描き出しています。
真正面の教会を目指して、
上り坂をゆっくりと登っています。
王立美術館を超えると、聖ヤコブ教会です。
前の広場は、ロイヤル広場です。
広場の中心に立つのは、
第一次十字軍の指導者ゴドフロワ・ド・ブイヨン
(1060年~1100年)の騎馬像だそうです。
ここまで丘陵を登り切ると、
振り返ると景色は、とっても素晴らしい景色です。
しんどいながら、丘陵を登ったご褒美です。
帰り道は、タクシーにしたかったのですが、
観光客同士のタクシーの奪い合いで、
中々タクシーを捕まえられません。
仕方がなく、下りも歩きます。
国際会議場です。
大きな時計に表示されている現在の時刻は、8時25分です
。夏のヨーロッパは夜の8時半頃でも
この明るさで、夕暮れの頃です。
この時計は、カリオン仕掛けの時計で、
カリオンとは鐘を配列した時計の事で、
時間になると鐘が動きます。
丘の景色のよい所に、
レストランがあり、ここでお茶かビールでもと思い、
ボーイさんに案内されて、
席についてほっとして飲み物を注文すると、
うちは、食事でないとできまへんと言われ
、残念ながら食事する気もなく、
重い腰を上げて、またダウンタウンに向かって歩きます。
ダウンタウンの方には、
カフェテラスが道にせり出し、
思いっきり安い食事をとる人は、
フライドポテトだけの人もいて、
ガイドブックを手にして、
出費を抑える方法をよく学んでいます。
ホテルの部屋に戻り、
ホテルの窓から路上を見ていると、
水たばこを吸っている人たちがいます。
テーブルの上に乗せる小さいのや、
50cm以上はある大きい水パイプを置いて、
雑談をしていました。
水タバコは、1回で燃焼時間が1時間ほどもあります
。中近東で人気のタバコで、
喫茶店に置いて、
何人かで雑談しながら吸うタバコです。
2011年7月11日(月)