大阪市大大学院 博士を目指して 修士課程と博士課程の厳しさの違いを 思い知らされました

投稿No:10167

大阪市大大学院 博士を目指して 修士課程と博士課程の厳しさの違いを 思い知らされました【社長経営学】シリーズ65

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入学前からの指導

神戸商科大学と大阪府立大学の大学院で

2つの修士課程を終えると、

顧客満足と従業員満足を

両立させる要因はなにか、

なんとなくわかってきました。

それを科学的に証明できれば、

独自性のある論文に

することができるのではないか。

博士課程で、顧客満足と従業員満足が

両立する要因を科学的に証明したいと

気持ちが高揚してきました。

2007(平成19)年1月、

大阪市立大学大学院創造都市研究科

博士課程に願書を出しました。

2月に指導教授の

明石芳彦先生の面接を受けると、

ほどなく合格通知が来ました。

博士課程では学力テストはありません。

指導教授が指導できるか否かは、

2つの修士論文で判断されました。

マンツーマンの指導なので、

指導教授と院生との相性も大切です。

相性が悪ければ、

師弟関係は維持できません。

師弟関係は相性が合わなければ

指導は上手くいきません。

だから、指導教授は弟子になる学生と

コミュニケーションが上手く取れるかを判断します。

合格通知をいただいた翌日から、

メールでの通信指導が始まりました。

これまでの研究をベースにして、

そこから何を明らかにしたいのか、

メールで報告する指導方法です。

言いたいことよりも、

明らかにしたいことを明確にする、

論文作成の初歩の指導が3月中続きました。

その結果、4月からの最初のゼミでは

2時間の発表を求められました。

楽しんでいたこれまでの修士課程と、

これからの博士課程の厳しさの違いを

思い知らされました。

課程博士の学位に挑むことは、

果たして「おもしろきこと」で

済ませられるのか、試練が始まります。

博士号の取得には

「課程博士」と「論文博士」の2つの方法があります。

学校教育法では課程修了によって

授与される博士号を課程博士、

博士課程への在籍とは関係なく、

論文提出のみによって授与される博士号を

論文博士と呼び分けています。

大学が博士号を授与した場合、

通し番号の前に課程博士には「」が、

論文博士には「」が付けられています。

論文博士の制度は日本だけで、

将来的には論文博士は消えていく制度のようです。

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