お鍋が美味しい季節 寒い冬に欠かせない料理 私の好きな鍋

投稿No:10108

お鍋が美味しい季節が到来 寒い冬に欠かせない鍋料理 私の好きな鍋を紹介します

冷たい風が吹き始め、

いよいよ冬本番がやって来ました。

寒い冬に欠かせない料理といえば、

いくつかあると思いますが、

最初に思いつくのは、やはり鍋です。

栄養バランスが良く、

体を芯から温めてくれます。

鍋料理の種類はたくさんあって、

いろんな鍋を楽しめるのと、

手軽に作れることが魅力です。

具材を切ってスープに入れるだけで、

栄養満点の一品が簡単に完成します。

忙しい日や少し疲れた日でも、

これなら無理なく準備ができます。

家族や友人と一緒に鍋を囲むと

さらに美味しく感じさせてくれます。

我が家でも、冬になると

お鍋を食べる日が増えてきます。

今回は、私のお気に入りの鍋や、

今まで食べて美味しかった

鍋料理を紹介します。

牡丹鍋

牡丹鍋は、私が好きな鍋の一つです。

お鍋は、出汁が決め手です。

牡丹鍋の味付けはいつも私が担当します。

牡丹鍋は、イノシシ肉の独特の風味を活かしつつ、

食べやすくするために、濃厚な味付けが主流です。

土鍋にお湯をはり、

昆布とカツオで出汁をとります。

味噌は3種類の味噌を合わせて味付けします。

この味噌の合わせ具合で

味が大きく変わります。

使う調味料は砂糖、しょうゆ、みりん、

日本酒、塩を使って味を調えます。

砂糖を入れないと、辛い、辛い

猪鍋になってしまいます。

一緒に入れる具材は、

しいたけ、白菜、大根、

山芋、ネギ、こんにゃくなどを使いました。

しし肉は、長く煮込まないと柔らかくならないので、

一番最初から猪肉を入れて、

強火で炊き締めています。

猪肉は匂い消しに、

山椒があったらいいのですが

山椒は無かったので

七味唐辛子を代わりに使いました、

十分に煮え立つと皆さん食べ始めます。

評判はとても美味しい、ということです。

一晩置いておくと翌朝は味が

もっと猪肉に染み込んで美味しくなります。

翌朝はご飯の上に、ぼたん鍋の具材と

おつゆをかけていただくと

猪肉どんぶりになります。

(過去ブログ:西表島の猪肉を 恩納村で牡丹鍋に

すき焼き

忘れてはいけないのはすき焼きです。

私の、我が家の、大好きなお鍋です。

すき焼きのお肉の食べ方は、

お肉だけ先にいただく食べ方と

割り下を使って、野菜などの具材と

一緒に煮込む方法があります。

すき焼きの味付けも私が担当します。

小学生の頃からすき焼きの味付け当番を

家族の中でしていたので、

すき焼きの味付けは得意なのです。

味の決め手は砂糖の量で決まります。

醤油と砂糖で程よい甘さのすき焼きにしています。

秋には、松茸を入れて、

松茸すき焼きにするのも好きです。

更に秘伝として、

すき焼きのもう一つの美味しい食べ方は、

鍋の中にそのまま一晩寝かせておいて、

翌日頂くことです。

とてもおいしい牛丼が出来上がります。

(過去ブログ:極上黒毛和牛のすき焼きは3度おいしい食べ方

もつ鍋

もつ鍋も我が家ではよく食べます。

おいしいモツを、通販で取り寄せたり、

頂いたり、お店に食べに行ったりしています。

たまにもつ鍋が食べたくなる時があるのです。

具材もシンプルなので、お手軽に作れます。

通販で購入する、もつ鍋のセットは

冷凍で届いているため

土鍋を使ってゆっくり解凍していきます。

出汁も入っているため、

あんまり手間がかかりません。

(過去ブログ:九州博多 椒房庵 もつ鍋セット

淡路島北淡の旬の魚介料理の店さくまに

家族で食べに行ったこともあります。

さくまで美味しい料理と言えば、

ホルモン鍋なのだそうです。

ホルモンを用意するのに日数がかかるので

事前に予約しないといけません。

ホルモンはとても分厚いホルモンで、

脂分がたっぷりついていて、

まるでマシュマロような

ふわふわしたホルモンです。

(過去ブログ:淡路島 北淡 旬の魚介料理の店 さくま

カニしゃぶ

沖縄では、鍋料理を食べる習慣が

それほど一般的ではありません。

温暖な気候のせいか、鍋料理よりも

さっぱりとした沖縄そばや

ゴーヤーチャンプルーといった料理が定番です。

しかし、そんな沖縄の知り合いの金城さんの家で、

カニしゃぶを振る舞うことにしました。

鍋に水を入れ昆布で出汁をとります。

味付けは醤油、みりん、お酒、砂糖です。

カニのしゃぶしゃぶの正しい楽しみ方を

案内する役割に私は張り切っています。

沖縄では、お家で

鍋料理を食べる文化があまりないので、

しゃぶしゃぶの食べ方の経験がありません。

カニを熱湯においたら、

完全に煮えくりかえるまで

具材を放置してしまいます。

カニの身がふっくらと仕上がるよう、

煮えすぎないよう、

食べごろのタイミングを実演しました。

カニしゃぶは、大好評でした。

シメは雑炊です。

ごはんにだし汁の味がしみこむまで

鍋でごはんと炊き続けます。

(過去ブログ:沖縄恩納村前兼久 おせちもいいけど かにしゃぶ もね

寄せ鍋

寄せ鍋は、肉、魚介類、野菜、豆腐など、

さまざまな食材を一度に楽しめます。

具材の種類が豊富であるほど味に深みが出るため、

食材の組み合わせ次第で

無限のバリエーションを作れます。

寄せ鍋のスープは、

昆布やかつおだしをベースにした

あっさりとした味が主流です。

家で作る寄せ鍋は、出汁は昆布と花かつおです。

寄せ鍋の材料は、

神戸から持参してきた食材と、

朝から淡路島を回って

調達した地元の食材との両方使います。

地元で調達したのは、

淡路産の焼き穴子です。

焼き穴子を入れると、

寄せ鍋の味が甘くなり美味しくなります。

(過去ブログ:淡路島岩屋の新築同士の繋がりで、南山学さんご夫妻とお友達になりました。

すっぽん鍋

ミシュランガイド兵庫2016一つ星の

スッポン料理 茶寮ひさごに、

すっぽんを食べに来ました。

スッポンと亀はよく似ていますが、

大きな違いがあります。

それは甲羅の堅さです。

甲羅の硬い亀に比べスッポンの甲羅は柔らかく、

甲羅の縁から2cmほどのエンペラと言われる部分には、

コラーゲンがたっぷり詰まっています。

ひさごのスッポンは、

天然スッポンです。

創業60年の老舗料亭で、

丹波の食材にこだわりをもっています。

スッポン鍋を頂くと、

ゼラチン質のコラーゲンたっぷりの

スッポンの身が沢山入っていました。

コラーゲンのたっぷり詰まった、

ぷりんぷりんしたスッポンの皮は、

たまらないほど美味しいのです。

すっぽん鍋が終わると、

別のお鍋で雑炊を作ってくれました。

(過去ブログ:ミシュランガイド ひさごですっぽん鍋を頂きました

鍋料理は、手軽さ、美味しさ、

楽しさ、健康と、あらゆる魅力が詰まった料理です。

鍋は体を芯から温めてくれます。

寒い冬にふさわしい料理として、

栄養バランスが良く

免疫力を高める効果も期待できます。

冷蔵庫に残った食材を

上手に活用できるので、

無駄が出ないのも魅力的です。

食材や味付けを変えるだけで、

毎回違った楽しさを味わえるのも鍋の魅力です。

この冬も、鍋料理を囲みながら、

心温まる時間を過ごそうと思います。

鍋 関連記事 アーカイブ