「うどん工房 淡家」の店内システムは、丸亀製麺とそっくりです。
「うどん工房淡家」の肉きつねうどんの味は、四国香川の「松原うどん」の肉きつねうどんに並ぶ美味しい味でした。
安くて、早くて、美味しいうどんと言えば、街中にたくさんある「丸亀製麺」ですが、
丸亀製麺と同じような事業システムを作っているうどん屋さんを見つけました。
それは、淡路市にある「うどん工房 淡家」です。
うどん工房淡家の評判は口コミで聞いたことがあるので、以前から行ってみたいと思っていました。
奥さんとドライブ中に偶然前を通りかかり、しかも、時間はお昼の12時です。
これならお昼ご飯に丁度良いと思い、うどん工房淡家の駐車場に車を止めて、お店の中に入っていきます。
うどん工房淡家ののれんには、「淡路をもっと元気に!!」と書かれています。
うどん工房淡家に入ってみると、中にはすでに行列が出来ていました。
お店の入り口には、うどんを作る製麺機が活躍していて、
横に詰んでいるうどん粉を機械に入れると、うどん粉がうどんになって出てきています。
うどん工房淡家のこだわりは、淡路産の食材を使っていることだそうです。
しかし、うどんの出汁の味は淡路産ではすみません。
遠く北海道の礼文島から取り寄せた昆布を使っていることがわかります。
もう一つの出汁の味は、削り節です。
削り節は、株式会社徳島屋のカツオ節です。
うどんを注文するまで、行列は続きます。
行列で待っている間に、お店の厨房は、外から見えるようにしています。
中で働いている人はお客様から見られているので、しっかりとした仕事をするように仕組みができています。
淡路産の郷土料理は、ベラの身をほぐした、「こけら(べら)寿司」です。2貫で250円です。
先ほど入り口で見た製麺機から、切られたうどんの完成品が出来てきました。
出来た麺は、これからすぐに茹で上げられます。
うどんは煮えたぎった釜の中にまとめて入れられ、タイマーで茹で上がり時間を管理しています。
厨房で働いている人はわずか6人でしたが、スタッフは無駄のない動きをしています。
どこのうどん粉を使っているのか見てみると、日清製粉のうどん粉です。これなら一流品です。
行列がだんだん進んで、私と奥さんが注文を受ける女性のスタッフの前に進むと、
まず何を注文するかと聞かれ、同時にサイズを聞かれます。
うどんのサイズは、小・並・大の3つです。
私は、肉うどんに油揚げを入れてもらい、小サイズにしました。
奥さんは、ますに盛られる、釜揚げうどんの小です。
トッピングの具材にも選択肢があって、人気があるのは天ぷらでした。
同時に、おでんを買う人もたくさんいます。
天ぷらは目の前で揚げているので、アツアツです。
トレイに入れて注文したうどんが揃うと、トレイを持って席探しです。
淡路島には、春になるとサワラが獲れて、その鰆を火で炙ったタタキをお寿司にして売っています。
これも淡路の特産品なので、注文しました。
今月、香川の松原うどんを食べに行きましたが、うどん工房淡家の肉きつねうどんと食べ比べです。
一連の作業の状態を見ていると、うどん工房淡家は、トリドールの経営する丸亀製麺と事業システムがそっくりです。
うどん工房淡家も丸亀製麺も、お客様の見えるところで、うどん粉からうどんの完成品が出来上がります。
肝心の味はどうでしょうか。
うどん工房淡家の、味と早さと値段は、トリドールの丸亀製麺に劣ることはありませんでした。
なかなか美味しいうどんを頂くことができました。大満足です。