10月のいちじく 美味しいいちじく 淡路市木曽上 宮尾雄輔さんの農園の桝井ドーフィンいちじく

投稿No:8779

10月のいちじく 美味しいいちじく 宮尾農園の桝井ドーフィン

10月のいちじく

いちじくは、夏の果物ですが、10月の秋にも出荷されています。

10月のいちじくの取引量は152トンで、年間取引量の約16%が出回ります。

取引量は愛知県産が約53.3トン、

和歌山県産が36.6トン、

福岡県産が23トンとなっています。

出典 果物ナビ

10月のいちじく 宮尾農園のいちじく畑を見学

淡路ワールドパークONOKOROでいちじくを購入しました。

とても美味しいいちじくでした。

いちじくは不老長寿の果物といわれるほど、薬効と栄養価が高い果物です。

いちじくの生産者は宮尾雄輔さんでした。

10月のいちじく いちじく農園を見せて下さい

いちじくは、8月のお盆のころから出始めて、

10月になると、季節が終わりつつあるので、

まだいちじくが買えるのであれば購入したいと思いました。

どうして10月に入ってもいちじくが出荷できるのか、不思議です。

思い立って宮尾雄輔さんに電話して、いちじく農園を見せていただくようにお願いしました。

いちじくを欲しいという人は多くても、いちじく農園を見たい人はいないようです。

宮尾農園は淡路市木曽上にあります。

淡路市の山間部は道が入り組んでいて、

カーナビで誘導してもらわないと、農園がどこにあるのかわからないような場所です。

カーナビで誘導されても、途中道を間違えて困ってしまい、

宮尾雄輔さんにお電話して道案内をしてもらいました。

一度訪問すると、道は分かりました。

難しい道ではありませんでした。

10月のいちじく いちじく農園が見たい理由は、ブログに紹介

宮尾さんのお宅に着いて、いちじく農園を見せてくださいとお願いすると、

いちじく農園はご自宅からかなり離れた場所にあるとのことでした。

同業者かと思われると警戒されるので、名刺を渡して素性を明らかにしました。

ブログで紹介させていただきたいので農園を見たいのですと話すと、納得されました。

奥さんと私は宮尾さんが運転する乗用車に乗せてもらって、

宮尾さんの畑に連れて行ってもらいました。

途中とても細い道が続いて、もし私が一人で自分の車で行くのであれば、

運転を躊躇うような細いあぜ道でした。

田圃をいちじく農園に転作

宮尾雄輔さんの畑は、以前はお米を作っていた田んぼでした。

しかし、お米は手間がかかり、値段も安いので、いちじくに切り替えたそうです。

いちじくの原産地は、アラビア半島南部から地中海沿岸地方です。

栽培しているいちじくの品種は、桝井ドーフィンでした。

桝井ドーフィン名前の由来

桝井ドーフィンは、正式にはクワ科イチジク属のドーフィンという品種です。
 
ドーフィンを日本に持ち帰った桝井光次郎に敬意を表し、
 
その名にちなんで、日本では桝井ドーフィンと呼ばれています。
 
ドーフィンとはフランス語で皇太子妃という意味です。
 
桝井氏は広島県の種苗業者です。
 
 
フランス人の友人から貰った北米産の苗木をアメリカから持ち帰り、
 
日本で初めて栽培した人物です。
 
初めての栽培の地が、兵庫県の川西市であったと伝えられています。
 
温暖で降水量の少ない土地が、果物の栽培に適していたようです。
その地で栽培・育成を始め、やがて土地に定着し、桝井ドーフィンと呼ばれるいちじくになり、
 
現在生産量が1位である愛知県、2位の和歌山県へと栽培が広がっていきました。
現在兵庫県はいちじくの国内収穫量としては3位の生産量です。
 
桝井ドーフィン発祥の川西市では、
 
桝井ドーフィンの生産栽培とブランド化に向けて活動をしています。
 
 

いちじくは日本原産と思っていたら、アラビア半島南部から 地中海沿岸地方で

特にフランスのいちじくが日本には良いようです。

宮尾さんが育てているいちじくも、もとはフランスのいちじくです。

そういえば、アダムとイブの物語に、

いちじくの葉で裸を隠している話がありました。

10月のいちじく 害獣との闘い

宮尾さんの畑は3面ありました。

一番広い畑で2反(600坪)あります。

このあたりは過疎地なので、イノシシ、イタチ、タヌキ、野ウサギなどが畑の農作物を狙って侵入してくるそうです。

獣害防止のため、いちじく畑の周囲に電気柵を設置しています。

電圧は1000Vです。知らずに触れると、大変なショックです。

10月のいちじく イノブタが侵入

近くの養豚場の豚が逃げ出して、野生のイノシシと交わって生まれたイノブタが増えて、

畑を荒らしに来るそうです。

イノブタはいちじくを食べるために来るのではありません。

畑のミミズを掘って食べるそうです。

実害は無いそうですが、畑に穴が開いたり、雨の時に水たまりが出来るそうです。

10月のいちじく いちじく農園との棲み分け 

淡路市北淡町に金崎農園があります。

金崎農園の金崎さんとは、いちじくの栽培で意見を交換するお友達だそうです。

金崎農園のいちじくは、お盆のころが出荷のピークです。

それに対して宮尾農園は、ひと月ほど遅い9月から10月にかけて出荷のピークを迎えるそうです。

出荷時期で棲み分けができているので、競合相手にはならないようです。

10月のいちじく 出荷時期が遅いのは 品種のせいでしょうか?

出荷時期が重ならないのは、いちじくの品種のせいでしょうか?

そうではありません。

その土地の気候のせいだそうです。

宮尾農園のそばには山があり、日照時間が変わるので、周辺の気温は低めになり、

山の陰になっていちじくが熟する時期が遅くなるそうです。

熱波の通り道

農園の入り口にパイプのゲートがあり、ネットが掛けられていました。

これは何ですか?と尋ねると、この狭い道は夏になると

強い日差しで温められた熱い気流がここを通って、

下の段にあるいちじく畑に気流が流れ込むそうです。

熱い気流はいちじくの枝を痛め、収穫に影響するので、

ネットを張って気流を分散させているとのことです。

トベラの葉でわかる乾燥地帯

この辺りは乾燥地帯ではないですか?と私が尋ねました。

いちじくの育成には土の乾燥が悪い影響を与えます。

どうして乾燥地帯だということを私が見抜いたのかと言うと、

近くに植わっているトベラの葉を見たからです。

トベラの葉は淡路の各所に茂っています。

場所によってトベラの葉は裏面を包み込むように丸くなるのです。

なぜ丸くなるのかと言えば、葉の乾燥を防ぐためです。

この丸みを見れば、この辺りは乾燥が強いことが分かりました。

「良くご存じですね」と、この土地で育った宮尾さんが驚いていました。

「実は、淡路景観学校でこないだ学んだばかりなんです。」と種明かしをしました。

トベラの葉を見て、潅漑を考えれば、農業が上手くいきます。

イノシシの捕獲器

少し隠れた場所に、イノシシの罠がありました。

このイノシシの捕獲器でイノシシを捕獲したことはあるのですか?とお尋ねすると、

なんと、答えは一度も捕獲したことがないそうです。

10月のいちじく いちじく農園に入ってみると

いちじく畑に入っていちじくが並んでいる枝を見て回りました。

小さないちじくの粒もホルモン促成剤を掛けることで、

5日ほどもすれば出荷時期を迎えるそうです。

いちじくは雨に当たると味が良くなくなるので、美味しいいちじくを求めるなら、

1週間以上晴天が続いたころが良いそうです。

10月のいちじく 珍しい黒いちじく お味はどうでしょう?

一般に市場に出ない黒いいちじくを頂きました。

宮尾さんは気風がいいので、

好きなだけ採って食べてくださいと言われて、嬉しくなりました。

10月のいちじく 予約していたいちじくを購入

車でまた宮尾さんの自宅に戻って、

当日の朝お願いした、いちじく4ケースを受け取りました。

もう少し余裕を持って予約していれば、もっと大きないちじくを購入できたのですが、

今回は急遽思い立ってのことだったので、当日ご用意いただけるものということで、

ちょっと小さめでした。

黒いちじくも持って帰りなさいと、たくさん持たせてくれました。

私のほうからも宮尾さん夫妻に神戸からお菓子をお土産に持ってきています。

ここでしか手に入らない 美味しい無花果 淡路島に来てください

宮尾農園では、通販はやっていません。

電話して注文しても、地方発送はしてもらえません。

宮尾農園のイチジクを食べたかったら、いちじくを引き取りに行くか、

淡路ワールドパークONOKORO(おのころ)内の産直市場おのころ畑

または美菜恋来屋(みなこいこいや)に出品しているそうです。

淡路島は小さな島だと思っていたら、昔から細部に至るまで土地を活用していたので、

奥の奥まで畑になっています。

しかし、高齢化はどんどん進んで農業後継者が育たず、このまま数年経過すると、

限界集落が各地に生まれそうです。

いろいろといちじくについて勉強させていただきました。

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2020年10月13日(火)

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