アルミ温室の床土 散水で床は泥水状態 排水対策に 追加工事が必要に (12)

アルナグリーンの排水対策が出来ていません。追加工事です。 温室づくり(12) 社長ブログ神戸/社長の趣味/観葉植物/コンクリート張り

アルミ温室は 注文建設か 既製品か

アルミ温室をつくろうと考えたとき、

各地の温室をみて回りました。

温室を作るには施工業者が必要で、

施工業者は神戸近隣では見つかりませんでした。

ネットで調べると、

既製品の温室がいくつか見つかりました。

家を建てていたので、

フリーダムの工事責任者に相談した結果、

アルナグリーン関西営業所の

片桐農園を紹介してくれました。

メーカーに注文して、

資材を買う事はできても、

自分でアルミ温室を組み立てる事は、

素人では無理です。

そこで、アルミ温室メーカーの

既存のアルミ温室を選びました。

事前協議が無かった 温室の排水工事

ここまでは、上手くいきました。

しかし、アルナグリーン関西営業所の

片桐農園の意見に従って、

アルミ温室の床を、自然土のままにして散水をすると、

水はたまってしまい、

アルミ温室の中は、

田んぼのようになってしまいました。

アルミ温室メーカーの

アルナグリーン専門の関西営業所が

撤退した後は、自分で田んぼになったような

アルミ温室の中を、人が歩けるように

改善しなければなりません。

追加工事 温室の排水とコンクリート舗装

コンクリート工事をしてくれる

建設会社に来てもらい、

コンクリートを張る前に、

貯まった水を排水するような、

基礎工事の打ち合わせをしました。

建設会社の意見では、水を使えば、

その排水を考えるのは当たり前のことでした。

排水溝を作り、水を温室の外に排水する工事が必要でした。

併せて、ぬかるみになっている床は、

コンクリート舗装して、

水をためないようにします。

片桐農園から引き取った、

越冬を終えた沖縄の熱帯植物たちは、

やっと自宅に戻れたと、新居に入れると、

喜んでいた矢先ですが、

ここでまた一旦外に出てもらって、

温室の追加工事に取り掛かりました。

床のコンクリート舗装工事

コンクリートは、温室の中央部分を縦に張っていきます。

そしてその両脇は自然土の部分を残して、

そこには地植えするバナナ、

つるが伸びるブーゲンビリアなどの植物を植えます。

コンクリートを張る工事は、

元の土を水平になるように調整をして、

コンクリートのひび割れを防ぐために、鉄筋を配筋します。

途中には排水溝を作り、

散水で貯まった水は、

緩やかな勾配を伝わって、

アルミ温室の外に流れ出るように、

排水工事も行っています。

コンクリートを張った後は、

一日養生をして、コンクリートが乾くのを待ちます。

泥水の温室の床が、コンクリートの床に

これで、アルミ温室の床が、

散水でどろんこになるのを防ぐ事が出来ました。

長靴を履いて歩かなくても、

スリッパでも歩けるようになりました。

後から考えると、なんで

アルナグリーンの関西営業所が

こんな温室の排水の事を想定していなかったのか、

不思議に思います。

思い出してみると、

沖縄の亜熱帯年緑化植物園、淡路市の奇跡の星の植物

これらを訪れると、

人が歩く部分はコンクリートにして、

その脇に自然土を配しています。

これらは、大きな温室なら、

当たり前のような構造になっています。

それを、今回のアルミ温室メーカーの

アルナグリーンの関西営業所は、

考慮していなかったようです。

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