アルナグリーン 関西営業所 排水工事は自己管理 アルミ温室をつくる(11) 

アルミ温室棟の工事終了後は、この先は自分で改善・管理・運営をして下さいと言われました。温室づくり(11) 社長ブログ神戸/温室作り/社長の趣味/観葉植物/造園業者

アルミ温室 周辺外構工事の重要性

アルミ温室を作り始めて、アルミ温室の本体が出来ると、その周辺の外構工事が始まっています。

外構工事の重要さは、アルミ温室が単独では植物を育てられないという事にあります。

温室の中に入れる植物は、夏は温室の外に出し、十分な日光浴をさせ、根を張り、枝を伸ばすように、成長を促進させます。

秋になると、気温が下がる前に、外に出していた植木鉢を温室の中に戻す移動が必要です。

その移動には台車を使います。それには台車が通れるれように地面をコンクリートにしていた方が良いのです。

温室の過熱対策

アルミ温室の中は、寒いときは暖房を、暑いときには冷房があれば、植物には優しくなります。

過熱対策に遮光率50%の遮光ネットを屋根からカバーしています。

日光が好きな植物には屋外の方が直射日光はよく当たります。

さらに温室の中は温度が上がりすぎる心配もあります。

一応、気温30度以上になれば天井の屋根が開閉し、温度を下げるように設定しています。

植木鉢の出し入れ

アルミ温室の周辺をコンクリートで塗装し、植木鉢を移動しやすくすれば、夏場はアルミ温室より外に出て、植木鉢は日光浴が出来ます。

植木鉢は重いので、アルミ温室より近い方が移動には便利になります。

そこでアルミ温室のすぐ周辺は、植木鉢を台車に乗せて移動できるように、コンクリートの方が移動しやすくなります。

既に、植木鉢は50鉢以上になっています。

これからまだまだ増えそうです。

たくさん増えた植木鉢をアルミ温室の周辺に移動して、夏場は外で育てます。

アルミ温室の西側は、温室自体が日陰を作って影になるので、使えません。

南側と東側をコンクリート舗装すると、アルミ温室の中の重い植木鉢は移動がしやすくなりました。

アルミ温室の床は泥 泥水浸し

アルミ温室の建設が終わり、中に沖縄の亜熱帯植物を入れて、自動散水でどのように管理出来るか、試運転をしてきました。

ここまではアルナグリーンの関西営業所の片桐農園から専門家としての指導を受けて、言われる通りアルミ温室の建設を進めてきました。

自動散水の方法も、アルミ温室の中の床を自然の土のままにしておくことも、専門家の意見に従いました。

ところが自動散水を始めて何日かしてみると、アルミ温室の床は水浸しです。

床の土も田んぼのように水浸しで、長靴を履かなければ中は歩けません。

工事完了後の管理は 自分自身で

片桐農園さんに見てもらって、泥水の排水対策を協議しました。

アルナグリーン温室の専門家も、内部の排水の事まで考えていなかったようで、散水の水が、アルミ温室にたまって、内の床が水田のようになるとは思ってなかったようです。

その時、驚くべき意見が出ました。

アルナグリーンの関西営業所としては、出来るのはここまでで、あとは施主にバトンタッチしたいという意見です。排水のことは聞いていなかったという主張です。

このような温室を作りたいと指示してくれれば、その通りに作ります。

排水の指示は聞いていなかったという意見でした。

この先は自分で解決する事になりました。

急遽、他の建設業者にお願いして、アルミ温室の床をコンクリートで防水する事にしました。