戦後70年安倍首相談話について。反省も大事ですが、再発防止こそ未来への課題だと思います。社長ブログ/新聞の報道の感想/グルメ感想

なぜ軍部の戦争拡大を止められなかったのか、なぜ国民は戦況の事実を知らされなかったのか、戦争の反省と並んで大切なのは、独裁の再発防止を確立することです。社長ブログ/新聞の報道の感想/グルメ感想

終戦の日です。戦後70年の安倍晋三首相談話が昨日発表され、今朝の朝刊の一面トップに、首相の談話に関する記事が掲載されていました。

会社のお盆休みが終わり、今日からまた仕事に戻ります。

何日か海で遊んだので、少し筋肉痛のような身体のけだるさを感じます。

遊んでいる時は元気なのに、仕事に戻ると身体が重くなっては、リフレッシュになっていません。

それではいけないと思い、まず今日のお盆の日に仏壇にお線香をあげ、ご先祖の皆様方に、感謝の気持ちを、手を合わせて伝えました。

今朝の朝食は、奧さん特製の冷やし稲庭うどんです。

何が特製かといえば、出汁に利尻昆布・鰹節・みりん等を使い、かなり手が込んでいるところです。

合わせて、焼き茄子も用意出来ています。デザートはぶどうです。

他の新聞やインターネットの記事を読めば、安倍晋三首相の戦後70年談話に賛否両論が飛び交っています。

戦争を知らない若い世代や、更にその次の世代にまで戦争のお詫びを続けることは、どこかで区切らないといけないという意見もあります。

安倍首相がどんな談話を発表しても、全員から賛同を得られる談話があるとは思えません。

第二次世界大戦で、日本が、日本の軍部が、どんどん戦争を拡大していき、いつの時期からか、軍部を制御不能になったことは、これまで議論されています。

それは、日本の同盟国であったドイツでも同じことが起きていて、誰もヒトラー総統を制御することは出来なくなっていました。

そうすると反省すべきは、近隣諸国に対する侵略の反省でだけでなく、シビリアンコントロールがいかに出来るかという事です。

一旦、軍部が力を持てば、軍部を制御する事はとても難しい事です。

日本は、終戦の後軍部の暴走を止められなかった事に、徹底的な 研究は出来たでしょうか?

ドイツの場合は終戦後、戦犯の追及と、ドイツ軍が行った残虐な行為を明らかにし、

学校教育の中でも戦争の悲惨な状況を伝え、

二度とあのような戦争が起きないように、次世代の子ども達に伝えているそうです。

日本は近隣諸国に対して行った残虐な行為や、

どうしてそのような残虐な行為を止めることが出来なかったのか、次世代の子ども達には伝える機会が少ないと思います。

悪い事をしたとき、謝る事だけが解決ではありません。

なぜ悪い事をしたのか、どうすれば二度としないような社会体制を作れるのか、これが反省の本質だと思います。

2015年8月15日(土)