淡路市北淡町 いちじく農園 金崎農園の金崎真治さんは、兵庫県の親方農家に任命されています。
兵庫県農政環境部農政企画局農業経営課担い手支援係では、農業経営を教える、親方農家の仕組みを作っています。 金崎農園でイチジク狩り(2)
金崎農園の金崎真治代表に案内されて、
金崎農園の表示のある事務所に入りました。
事務所の外には、普段農作業や、
配達で留守をしている事が多いので、
ご用の方は携帯に連絡下さいと、
番号が書かれていました。
中に入って、最初に見せて頂いたのは、
今日予約していた、購入予定のいちじくです。
1箱に5個入りで、段ボールに4パック入って、
合計20個入りが化粧箱1箱です。
いちじくの色の艶が普通のとは違います。
重厚な、艶のある、いちじくの皮です。
それでいて、いちじくの皮はとても薄いのです。
金崎真治さんのいちじく作りの、
熱のこもったお話を聞きました。
金崎真治さんは自分で、
私はいちじくにこだわりがあるのですと、
はっきり言われています。
どんなこだわりかというと、
大量生産、大量販売ではなくて、
納得できる味のいちじくを、
分かってもらえる人にだけ提供したいという、
いちじくの味と、いちじくの味の評価者へのこだわりです。
金崎農園の近くの水田には、
美しい黄金色の稲が、
頭を下げるように稲穂を傾けています。
金崎真治さんのこだわりの話を聞けば、
目の前のこれから持って帰る予約したイチジクを、
もう食べたくなってきました。
いちじくを取り出し、皮をむいて食べてみます。
とっても甘みの整った、
舌触りの良いいちじくです。
これは、これまでのイチジクとは、
ひと味も、ふた味も違います。
金崎真治さんは、松葉博雄が食べる間、
どんな評価が出るか、じっと隣の席で、
次の発言を待っていました。
美味しい!と、言うと、
分かって頂いて嬉しいですと言われました。
金崎農園でも、初めて来たのに、
あれやこれや質問をしていると、
この人は業界の人かなぁ?
と警戒されても良くないので、
最初に、松葉博雄の名刺を差し出し、
自己紹介しました。
すると、金崎真治さんは、
松葉博雄の事を知っていました。
何を知っているのかといえば、
昨年、この近くの柏木いちじく園の記事を書いた事を、
読んで知っていました。
松葉博雄も驚きました。
いちじくの研究をしている内に、
関連した情報として、
松葉博雄の昨年のいちじくの記事に出会ったようです。
いちじく農園に案内してもらいました。
いちじくの一つ一つの枝に、
矯正用の針金を巻いて、
まっすぐ伸びるように、しつけをしています。
いちじくの実は、
ひとつの葉にひとつの実がなるそうです。
根元のいちじくの根は、
30年ものだそうです。
根元から次々に枝が出て、
その枝を横に伸ばして、
そこからまた次の枝が、
まっすぐ上に伸びるように、
枝の整備をしています。
このような作業は、
ぶどう農家と同じです。
ぶどうの枝を横に這わせて、
古い枝を切り落とし、新しい枝を伸ばし、
新しい枝から果実を得ていきます。
いちじくにも病気があります。
病気には、薬の散布が必要です。
いちじくの枝が傷むのは、
霜によるダメージがあります。
金崎真治さんは、親方と呼ばれているそうですが、
どうしてですか?
と尋ねると、少し照れくさそうに、
実は、兵庫県農政環境部農政企画局農業経営課から頼まれ、
いちじく農家の後継者をお預かりして、技術を教えているそうです。
2013年9月14日(土)
“淡路市北淡町 いちじく農園 金崎農園の金崎真治さんは、兵庫県の親方農家に任命されています。” に対して3件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
突然コメント失礼いたします。
淡路島でいちじく狩りがしたくて、検索中この記事に出会いました。柏木農園さんは、いちじく狩りはしていません。と言われてしまいました。フルーツ農園さんは、行ける日が満員です。と断られました。この金崎農園さんはどうしても電話番号がわかりません。
教えていただけませんでしょうか?
もしくは、他にいちじく狩りが可能な場所はご存知ではありませんか?
京都から10/3に行く予定ですが、目的がいちじく狩りなので…
突然のお願いで申し訳ありません。
よろしくお願いします。
むらいあつこ様
コメントを頂きましてありがとうございました。
金崎農園さんは、いちじくはしていないと思います。
馴染みの方に、限定した販売のようです。
私も、金崎農園に行くときは、予約注文をして、受け取りに行っています。
金崎農園さんの電話番号については、こちらから無断でお教えする事が出来ませんので、ご了承下さい。
松葉博雄
ありがとうございました