家庭用精米機で精米。玄米の搗き加減、一度に搗く加減、おにぎりの塩加減。
加減、加減とは、玄米の搗き加減、一度に搗く加減、おにぎりの塩加減、の良い加減の研究です。 精米機で初挑戦です。
加減、加減とは、玄米の搗き加減、
一度に搗く加減、おにぎりの塩加減、
美味しく食べたい欲の加減の良い加減の研究です。
人の欲は限りのないもので、
普通に食べているご飯も、
もっと美味しく、もっと栄養価を高くと、願ってきます。
親孝行をしようと娘が、
精米器を通信販売で買って、
プレゼントしてくれました。
玄米は、玄米で食べると、
糠の臭いが残って、やや食べ辛く、
玄米の糠の取り方で、五分搗きは、
お米の表皮を、50%削ります。
七分搗きは、米糠の残量は30%となっています。
糠を沢山削ると、白米になってきます。
昔、お米が貴重な時代、
美味しいお米を食べるには、
米粒を削ることになり、
それだけ食べる量は減るので
勿体ないという気持ちがありました。
十分搗きにして、白米100%にすると、
ピカピカの銀シャリになります。
白米を食べられるのは年に、正月か、特別な日でした。
こんな事を考えながら四国のさぬき市から頂いた、
新米の玄米10キロを、
精米器でぼちぼち精米して、頂く事にします。
一度にまとめて精米すると、
2週間で味が劣化するので、こまめに、
少量ずつ精米する事にします。
一度空気に触れると、
玄米でも湿気を吸収して味が変わってくるので、
一旦ペットボトルにつめて、
蓋をして空気に触れないようにします。
空気に触れると、湿気を吸収し、
だんだん膨らんでくるようです。
農協では、玄米が空気に触れないように
、エアコンを完備した備蓄倉庫に入れています。
それでは初めての精米は、
1合の分量で始めてみます。
家庭用精米器の仕組みは、高速回転する玄米が、
金網のような金具に当たって、
玄米の外側の米糠が削ぎ取られるようになっています。
何分搗きにするか協議しました。
最初は、折角、玄米と精米器と、
娘の親孝行の気持ちの、3点セットが揃ったので、
白米(十分搗き)にして、
新米の味をかみ締める事にします。
そして、少しずつ、搗き具合を下げていき、
七分搗き、五分搗き、三分搗きへと、玄米に近づいていきます。
一方、ペットボトルに玄米を収納する、
役割を仰せつかりました。
ペットボトルに入れるのは専門的な、
技能を必要としないのですが、漏斗をつかって、
玄米をこぼさないように、ペットボトルに入れるのは、
かなり、繊細な手つきがいるようです。
これができた十分搗きです。
手前が白米で、後ろの皿に、米糠が入っています。
米糠は、この後、ぬか漬に使います。
ぬか漬に使うには、一旦、フライパンで米糠を熱して、
虫や、微生物を取り除く必要があります。
白米を、海の潮水に漬けた後、
水洗いして、釜で炊いて、
おにぎりにして食べると、とっても美味しいと、
昔の船頭さんは言っていました。
そのままの潮水では苦すぎるし
、塩加減が難しいと思います。
2011年9月18日(日)