自宅の庭ではっさくを収穫 「八月一日」という名前を持つ、冬が旬のはっさく

投稿No:8882

自宅の庭ではっさくを収穫 「八月一日」という名前を持つ、冬が旬のはっさく 雨に濡れて はっさくを収穫します 柑橘類の中では比較的育てやすいはっさく 今年はたくさん実が生りました 名前と旬が真逆の果物

八朔 旬は冬だけど名前は「八月一日」という意味です はっさくの収穫

早いもので、1月も下旬に差し掛かりました。

庭のはっさくは綺麗に色づき、収穫の時期を迎えています。

そもそも「八朔(はっさく)」とは、8月1日のことです。

夏真っ盛りの名前が付いたこの柑橘の旬は、冬です。

昔は「八朔」の頃に食べられていたようです。

完全に完熟するのは3月~5月末、

あるいは6月のかかりごろまでのようですので、

そこから酸味を抜いて、と考えると、確かに時期的には辻褄が合います。

※参考 Wikipedia

さて、今が収穫真っ盛りの時期で、

お店に並ぶような商品としてのはっさくは、

収穫から1~2か月の間冷暗貯蔵して酸味や苦みを抜きます。

久しぶりの雨模様の空の下、

今日は連日続いていた寒さも少し緩みました。

庭のはっさくの木にたわわに実ったはっさくを、

奥さんと一緒に収穫します。

↓過去の収穫の様子はコチラ↓

はっさく 収穫:はっさくの収穫は豊作でした。

八朔(はっさく)は、2月になると完熟します。自然落下の頃が、一番美味しいはっさくです。豆苗の苗は、春の収穫を目指して、目下待機中です。

隔年で収穫量の違う柑橘類 今年は我が家のはっさくは表年

我が家のはっさくは、今年が表年に当たっていて豊作です。

柑橘類には表年と裏年があって、収穫量に大きな差が出ます。

柚子・八朔 沢山採れる年と少ない年 隔年結果はなぜおきるのか?

はっさくの原産地と主産地は? 熱を加えると苦みが増す?

はっさくの原産地は、私の故郷の広島県ですが、

現在の主産地は和歌山県です。

じつに全国の収穫量の68%を占めています。

調べてみると、

『特に紀の川市(旧粉河町)と有田川町(旧金屋町)が

八朔の一大産地となっており、

粉河町では1980年代にみかんからの転作として、

より生育条件に適合した八朔栽培を勧奨』とありました。

さらに、はっさくの食べ方も、その性質によって制限があるようです。

『ほとんどは生食用として利用される。

これは苦味成分であるナリンギンや、

ノミリン、リモニンを含んでいるため、

加工の過程で熱を加えられると苦味が増するからである。

現在は、苦味を取り除くためにイオン交換という方法が考案され、

これにより果汁への加工が可能となった。

栄養価としては主にビタミンC、葉酸、カリウム、食物繊維を多く含む。

また、苦味成分にも効能があるとされている。』

と書かれていました。

出典 Wikipedia

はっさくを見ると、「サクッ」とした食感も一緒に思い出す? 名前とオノマトペのリンク

たまたまですが、名前の中にある「サク」と、食べたときにしっかりした実が

「サクッ」とする感じが、名前とオノマトペがリンクしているように思えて、

はっさくの名前を聞くたびに、同時に「サクッ」とした食感を思い出します。

実が柔らかくて甘い伊予柑に比べて、

きりっとした酸味と苦み、固めで噛むと弾けるような食感のはっさくは、

とても対照的で好みも分かれるところだと思います。

何でも手作り お砂糖もお塩も少なめ ステイホームで手作り派が急増

コロナウィルスの流行によって、

ステイホーム・外出自粛を余儀なくされていますが、

家にいてすることがないため、

いろんなものを手作りする人が急増しました。

我が社のスタッフも手作りのお菓子やパンをブログに載せてくれたりして、

それぞれにステイホームを楽しむ工夫をしていますが、

一時は製菓材料などが品切れで手に入らないこともあったようです。

奥さんもよく、色々なものを作ってくれます。

一般の主婦の方に比べても、格段に手作りのものが多いと思います。

季節のフルーツでゼリーやジャムも良く作ります。

私は甘いものが苦手なので、ジャムは食べませんが、

奥さんは友人やご近所の人にお裾分けしたりして、

皆さんの反応を楽しんでいます。

雨の中 八朔の収穫 どんどん収穫を進めます

雨が少し弱まった隙に、奥さんと一緒に収穫していきます。

木の下に落ちているものは、完熟して自然落下したものです。

多くの果実が、完熟すると自然落下しますが、

落ちてすぐであれば、美味しく食べることができます。

バケツと発泡スチロールのケースにビニールを敷いて、

収穫したはっさくをどんどん入れていきます。

直に取れない場所のものは、剪定ばさみを使って収穫します。

綺麗なオレンジ色のはっさくがたくさん収穫できました。

しばらく置いて、酸味を抜きます。

今年はステイホームで少し時間に余裕ができたので、

奥さんはマーマレードを作ることにしたようです。

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2021年1月22日(金)