気を付けないと 大変なことに 海辺の日焼けでシミが残る

投稿No:8261

気を付けないと、日焼けで顔にシミが残ります。読谷の浜辺 第173回沖縄訪問(6)

潮干狩りのリスク

寒かった冬が終わり、夏に向かって季節は進んでいます。そうなると行きたくなるのが海辺です。

ましてや、ここは沖縄、5月はもう夏の日差しです。

潮が大きく退く5月は、潮干狩りのシーズンです。

しかし、ご用心!潮干狩りにもリスクがあります。

1. 海の深みにはまらないこと  

足が底に着かない深みなら、パニックに陥ってしまいます。

海の地形は平らではありません。凸凹があって、深みもあります。

深みにはまると衣服が濡れて、着替えが無ければ、乾かすのも大変です。

2.海の生物にご用心

浅い海にも、棘がある生き物が潜んでいます。刺されると大変です。

素足に毒がある水生動物に刺されることもあります。

鋭い針をもったウニを踏んでしまうこともあります。足元にご用心!

3. 日焼けにご用心

初夏といえども、紫外線は強く、日焼けの予防対策をしていなかったら、後々シミになってしまうことがあります。 

楽しい思い出は残ってもシミも残ってしまい、後悔が残ることになりかねません。 

沖縄 読谷の浜辺

読谷(よみたん)の浜辺に来てみました。浜辺はもう真夏のような日照りです。

これでは、日焼けしてしまいます。奧さんはどこか木陰はないのか探していますが、太陽は真上に来ているので、頃合いの木陰が見つかりません。

5月の初旬には潮が大きく引いて、普段海に隠れているところも、潮が引くと歩いて行ける場所もあります。

潮が引いて遠くまで歩いて行けるようになると、もずくが取れるかもしれません。

もずくをとって味噌汁に入れたり、サラダに混ぜて使うと、潮の香りがしてとても美味しいのです。

木陰をさがして、見つけたのは、アダンの木の木陰です。

ほんの僅かな日陰がありました。

ここに顔が日に当たらないように、位置を決めてシートを引いて、しばらく浜辺の風にあたり、潮風を楽しみます。

リーフの向こうまで、潮が引いて陸地に

待っている間に少しずつ潮が引いていき、さっきまで海水に隠れていた場所が、水の上に浮かび上がってきました。

潮がかなり引いてきたので、場所を移動して海藻採れそうなところへ移りました。

近くでは、地元の人がテントを貼って木陰を作って、磯遊びを楽しんでいます。

この場所は以前、天然牡蠣を採取した場所です。

養殖牡蠣ほど大きくはありませんが、小さな天然牡蠣が採れる場所です。

日蔭は岩の隙間に

直射日光に当たると、暑くて叶わないし、日に焼けるので、奧さんは岩陰を探して少しでも木陰を作ってくれる岩の下に場所を選びました。

潮はかなり退きました。

潮は驚くほど退いてリーフの向こうまで、遠浅な海になってきました。

これなら遠くまで歩いて行けます。

普段、海に沈んでいる場所は、潮干狩りには絶好の場所になります。

貝が採れる可能性があるからです。

棘がある生物に気を付けて!

珊瑚礁のとげとげしい岩なので、靴底の厚い靴を履いて歩かないと、足の裏が痛くなります。

棘がある水生生物に刺されない様、しっかり足元に注意しましょう。

奥さんに、このように注意を促しながら、先導して進みます。

獲物を入れるネットを持って沖の方に歩いて行きます。

獲物の分け前は残っているのかな?

遠浅のサンゴ礁をどんどん進んでいくと、そこにはすでに先客がいて、下を見ながら、獲物を探しながら歩いていました。

気になるので近づいてみると、獲物はほとんど収獲出来ていません。

すでに獲物は採られて、残っていないようです。

かなり遠くまで歩いて行ってみましたが、期待した逃げ遅れた蛸とか、岩にくっついているサザエなどは、見つかりませんでした。

海藻の収獲もありません。もずくが育つ浜は、砂地です。

ここは、珊瑚礁の平良な岩が続いている場所でした。

奥さんは、これ以上沖に行くのは限界

奧さんは、怖くなっています。

水深が深くなったら溺れると、心配になってきて、水面の上に浮かんだ岩で待機することになりました。

心配していたのは、突然膝より深い場所に歩き進むと、深みにはまって溺れたら大変という心配です。

海では何が起きるか分かりません。

自信がなければ、沖に行くことは思いとどまった方が安心です。

思いとどまった場所でも、僅かに残った海水の岩場では、熱帯魚の姿が見えました。

目立つのは、コバルトスズメの魚たちです。

日焼けの予防に、日陰に戻る

大きな声で私を呼ぶのは奧さんの声です。

ここでじっとしていると、つまらないので、岸に戻るそうです。

沖縄の強い直射日光に当たるのは、危険です。

肌が焼けて、シミになって後悔が残るより、引き返した方が賢明です。

シュノーケリングをするほどの水深はありません。

わずかに水の深さが残ったところは、真上から小魚たちの動きが見えました。

天然牡蠣が沢山

潮が引いた珊瑚の岩の上には、牡蠣が見えて来ました。

牡蠣は岩にしっかりくっついているので、素手では離せません。

何か硬い道具がなければ、牡蠣は採れませんでした。

鉄のドライバーがあれば、牡蠣は岩から剥がせそうです。

牡蠣は採れませんでしたが、考え直すと、遠浅の珊瑚の海をぼちぼち歩いているだけでも、獲物は何も採れなくても、楽しい潮干狩りになりました。

奥さんと海で遊べて良かった

海水は足に使っていますが冷たく感じません。

もうすっかり沖縄は初夏です。

普段なら泳いでいる場所も、潮が引いた今は、立った状態で陸地の方を見回すことができます。

太陽をいっぱい浴びて、明日には海水を浴びながら、とても気分の良い状態が過ごせました。

2019年5月4日(土)


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