沖縄 本部町伊豆見 ベコニア園のヒスイカズラ 4月が満開
投稿No:8229
花を求めて、ヒスイカズラの花は美しい 本部町伊豆見ベゴニア園 第172回沖縄訪問(3)
花を求めて、沖縄のヒスイカズラは4月が見頃
花を求めて、
今年も沖縄本部町伊豆見のベゴニア園にやってきました。
求める花は、ヒスイカズラの花です。
ベゴニア園のヒスイカズラは、
年々有名になってきて、
ベゴニア園を訪れる人は増えています。
入口に咲いていたのは、
これも美しいヤハズカズラの花です。
ヤハズカズラの花は、
4月には私のアルミ温室にも咲いています。
ヤハズカズラも、ヒスイカズラと同じように、
ツルから枝が垂れ下がって枝の先にキレイな花を咲かせています。
ここはベゴニア園なので、主役はベゴニアです。
4月になるとベゴニアの花が一斉に開花して、それは見事です。
ベゴニア園は家族経営の花園です。
入口でベゴニア園の女性の方たちが、出迎えてくれました。
部屋の中は、休憩所になっています。
入園料は今年も300円でした。
入口から少し坂を上ると、ヒスイカズラの棚があります。
ヒスイカズラの棚からは、枝が伸びて、
1メートルほどのヒスイカズラの花が連なって咲いています。
花を求めて、このベゴニア園に来ています。
ベゴニア園は今年はいろいろな花が、
一斉に花が咲いていました。
こんなことは、珍しいことだそうです。
アジサイの花も咲き始めていました。
伊豆見地区はヤンバルの一部です。
このあたりの山は切り開かれてシークワーサー
というみかん畑が広がっています。
ベゴニア園ではシークワーサの
ミカンの木は花に隠れて目立ちません。
沖縄では、4月は初夏で、
野山に朝顔の花が咲いています。
百合の花も見頃です。
花を求めて、丘を登ると
ベゴニア園は山を切り開いて、たくさんの花を咲かせています。
花を求めて丘を登っていくと、頂上部分へ登り詰めました。
ここからは、ベゴニア園が一望できました。
ベゴニア園には、このガーデンを管理する
家族の皆さんの家が散らばって建てられています。
山道を、花を求めてゆっくりと歩いていくと、程よい運動になりました。
奥さんは、女同士でしゃべりながら散歩を楽しんでいました。
ベゴニア園の管理人の方の言う通り、
4月の今は全山花盛りです。
ところどころに、サボテンが背丈が高く伸びています。
サボテンには花が咲いていません。
主役のベゴニアの花は、あちらでも、こちらでも満開でした。
花を求めてベゴニア園に来てみると、
全山花盛りで、来た甲斐がありました。
2019年4月11日(木)
花を求めて ヒスイカズラが咲く伊豆味のベゴニア園は沖縄花と緑の名所100選に選ばれています。 第158回沖縄訪問(6)
花を求めて、ベコニア園へ
入り口の近くには、ベゴニアが壁のように植えられていて、
今は丁度、ベゴニアの花が満開の時期です。
ここではヒスイカズラが見頃で、
片山正喜さんが、松葉博雄をどこかに案内
しようと探してくれた、隠れた素敵な場所です。
個人の庭園なので、ちゃんとした入り口があって、
そこで入場券を買うわけではありません。
なんとなく休憩所のような建物に、
なんとなく人が座っているような、
ローカルな味わいのある入場券売り場がありました。
入場料は、一人300円です。
片山正喜さんが先日下見に来た時には受付に人が居なくて、
入場券を売っていることすら知らなかったようです。
花を求めて マイソルヤハズカズラ
入り口の脇には藤棚のような棚があり、
そこにはマイソルヤハズカズラがちょうど満開の時期で、
ブドウのような房になった花を沢山咲かせていました。
入り口から斜面になっていて、
ゆっくりと山を登るように斜面を進んでいきます。
個人の庭らしく、
ところどころには生活物資が積まれています。
この時期はユリが咲き始める時期で、
なぜ思い出すかといえば、
今日は伊江島にユリを見に行こうと提案したとこ
ろ、片山正喜さんが「伊江島のユリはまだ咲いていないよ?」と言ったの
で、それなら伊江島を諦めて、
伊豆味のベゴニア園に計画変更したのです。
ゆっくりと斜面を上がっていくと、
向こうの方にはメキシコに沢山茂ってい
るサボテンが棒のように立っていました。
かなりの数で、高さも4mほどありそうな
立派なサボテンが続いていました。
坂道の道端にはユリが咲いていて、甘い匂いが漂っています。
花を求めて、野山へ行くならヤンバルです
ここは沖縄のヤンバル地区です。
個人でよくまぁこれだけ切り開いたものだと感心するくらい、一つの山を箱
庭のように、思うように、好きなように、
花やら、植物やら、岩やら、置物
やら、実がなる木やら、大変沢山の種類に驚きます。
花を求めて、お目当てはヒスイカズラです。
ヒスイカズラは、神戸で見ようと思えば、淡路市の奇跡の星の植物館に行けば、見られるようです。
まるで藤のように、
棚から地面に垂れ下がったヒスイ色をした花が満開に咲いています。
ヒスイカズラの原産地は、フィリピンのようです。
従って、沖縄なら野外で育っても、
神戸だと、温室でなければ難しいようです。
ヒスイカズラは、棚から1mほどの長さで
下に垂れ下がっているので、頭に当たる人もいます。
注意書きには、ヒスイカズラ付近での、
雨傘・日傘はご遠慮下さいとありました。
これは良い物を見せてもらいましした。
ここは隠れた名所で、
片山正喜さんも偶然新聞の片隅を読んで、
伊豆味ベゴニア園を知ったそうです。
ヒスイカズラの棚を通り抜けると、
地下から水が湧き出る、小さな池がありました。
沖縄では、水道が普及していない時代には、水は貴重品でした。
こんなに地下水が湧き出る場所なら、
植物を育てるのに格好の場所です。
片山正喜さんは、このあたりで待機していて、
松葉博雄と奧さんのふたりで更に上を目指します。
少しずつ高くなると、少しずつ視界が広がり、
行く手にはまだまだ沢山の美しい花を咲かせる庭木が待っています。
2016年4月19日(火)
伊豆味ベゴニア園へ
沖縄の4月下旬の日差しは、
晴れたときには紫外線も強く、奧さんは日焼けを
心配して、なるべく日陰を選んで歩いています。
こうなると、花を見るより
直射日光を避ける事に気持ちは集中しています。
日焼けにおかまいなしな松葉博雄は、
日が当たる、花が咲いている道を選んで歩いています。
こうなると、二人は別々の道を歩いているようになっています。
ユリは、あちらこちらで咲いています。
いろいろな種類のユリが、今を盛りに咲いています。
伊豆味ベゴニア園は、奇岩が山頂方向に向いてきます。
花を見ながら、山道から道を外して、
滑り落ちないように注意しながら、
奇岩の方向に向かって進んでいます。
標高が高くなると視界はさらに広がり、
向こうの山が見えるくらいに、
遠くが見えるようになりました。
夏目漱石の草枕の出だしは、「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。」です。
同じように、松葉博雄も、山道を登りながら考えていることは、
神戸に持って帰る、植物のことです。
ヘゴヤシを探して
バナナか、芭蕉の葉っぱによく似た、植物がありました。
名前は、ビジンソウです。
このビジンソウには、花が咲きます。
ビジンソウも、出来たら神戸に持ち帰りたい植物です。
ありました、ありました、大好きなヘゴヤシです。
ヘゴヤシは、成長が遅いので、
ヘゴヤシらしくなるまでには、何十年もかかります。
伊豆味ベゴニア園は、主役はベゴニアです。
しかし、4月のこの時期は、ベゴニアだけでなく、
沢山の植物が、自らの種の維持のため、
頑張って花を咲かせ、媒介してくれる虫や鳥たちをおびき寄せて、
受粉をしようとしています。
ハイビスカス、アケボノカズラ、ユリ、
ベコニアの花が、山全体を覆っています。
入場料が300円で、これだけの美しい花を愛でて、
真似をしたくても出来ない庭造りを見せてもらい、もう大満足です。
早くもあじさいが咲いていました。
ハイビスカスも沢山の種類があって、
あまりこれまで見た事のない、原生種
に近いようなハイビスカスが植えられています。
花を求めて進むと、ハブが潜んでいます
この辺りはネオンも電灯もないので、
夜になるときっと夜空が綺麗だと思います。
もう少しすると、ハブが活躍する季節です。
ハブが冬眠から目覚めてくるのは、
一般に沖縄では、イジュの花が咲く頃、ハブが活躍を始めると言われています。
イジュの花は、群れになって咲くので、
遠くからでもよくわかります。
このイジュの花を見ると、
ハブが出る頃だと思って下さい。
沖縄で、草むらが茂る、あまり人気の無いところに行くと、
そこにはハブが潜んでいる可能性が多いのです。
この伊豆味ベゴニア園も、
もう少し気温が上がって来ると、花に見とれて、
茂みの奥に入っていくと、ハブと遭遇する可能性もあります。
一応山頂まで登り詰めて、その後は下りになります。
下の写真は、ベゴニアの花が咲いている、
ベゴニア園の主役の花です。
伊豆味ベゴニア園で、苗木を売っていないか、尋ねてみる事にします。
入り口の喫茶店山すいの女性に尋ねてみても、
苗は売っていないそうです。
この近くには植物園があるので、
そちらのほうに行って探してみて下さいと言われました。
2016年4月19日(火)