沖縄の年中行事 沖縄の季節行事は旧暦です 新暦から約1ヵ月半戻ります。

沖縄の年中行事(旧暦)一覧 沖縄の季節の行事は旧暦です

この行事の表は、旧暦で作成しています。

現在の新暦から見る場合は、約1ヵ月半戻ります。

詳細は、「新暦・旧暦対照表」を参照してください。

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旧暦行事内容
1月1日正月
(ソーグヮチ)
門中の宗家や年長者の家(特に高齢者のいる家)を周って年頭の挨拶をし、ノロや根神を中心とする初祈願の儀礼をする。
3日初越し
(ハチウクシー)
仕事始め(2、5日の地域もある)
4日火の神迎え
(ヒヌカンムケー)
年の暮れの旧暦12月24日に昇天した「火の神」が、再び降臨する日。お供え物などを準備し、台所の火の神を迎える。
7日七日節句
(ナヌカヌシック)
松飾りを取り、
七草の雑炊(ナージュシー)を仏壇に供える。
14日小正月
(ジュールクニチー)
重箱などのお供え物を持ち、墓参りをする。本島の中・南部はシーミー(清明祭)が盛大だが、宮古や八重山、沖縄本島北部では、ジュールクニチー(小正月)がビッグイベント 。
16日十六日祭
(ジュウルクニチ)
グソー(あの世、他界)の正月であり、お墓参りをしたり、仏壇にお供えをする日。
20日二十日正月
(ハチカソウグァチ)
終わり正月のことで、、スーチカー(豚の塩漬け)や田芋煮(ターウムニー)を食べる。
吉日初卸願
(ハチウガン)
神様が戻ってくる日。お供え物をして、家族の健康と家内安全を祈願する。
2月1日彼岸入り彼岸の中日を挟む七日以内に仏壇にごちそうを供え、先祖の供養と家内安全、健康祈願をする。
2日土帝君
(トーティークン)
土の神(トーティークン)をまつった祠を拝む。豊作祈願、大漁祈願、商売繁盛祈願。
4日彼岸の中日新暦の3月21日 春分の日が彼岸の中日。
15日二月ウマチー麦穂まつり(麦の初穂を神に供える豊作祈願祭)地域によっては物忌み(ムヌイミ)がある。
上旬島クサラシ牛の血などを使って、家屋敷や部落の悪疫払いする。
3月3日浜下り
(ハマウリ)

女の子の行事で、浜の白砂を踏み身を清める。 ハマウリは三月御重を持って潮干狩りを家族で楽しむ。

吉日三月ウマチー麦の穂を神仏に供え、麦の豊作を祈る。麦の御神酒をつくり、御嶽などに供える。
上旬清明祭
(シーミー)

先祖供養の祭りで家族や一族が墓を掃除し、墓前にごちそうを詰めた重箱供え、宴をひらき門中の交流を深める。

吉日三月ウビー水の霊地を拝み、その泉や井戸の水でお水撫でをする。
4月14日頃畦払い
(アブシバレー)
虫よけの行事で、田畑の畦の草刈りをし、害虫や災いを追い払う。
5月4日四日の日
(ユッカヌヒー)
年に一度の玩具市が並び、子ども達はおもちゃを買ってもらえる嬉しい日。
5日グングヮチグニチー邪気払いと健康祈願する。アマガシを作り菖蒲の箸を用いたり、山羊料理や豚肉の料理を仏壇に供えたりする。
15日五月ウマチー稲穂祭(稲の初穂を神に供える豊作祈願祭)昔は盛大で、国(琉球国)あげての重要な行事であったと伝わる。
吉日ハーリー

爬竜船(はりゅうせん)競争をする龍神祭(海神祭)の行事。豊かな幸(ユガフー)を祈願する。

6月15日六月ウマチー稲大祭(初穂を神にささげる稲の収穫感謝祭)豊作に感謝し、村落及び門中の繁栄祈願。 この頃までには、山留、海留の物忌みが各地で解除される。
25日強飯
(カシチー)
強飯(カシチー)をつくる。新米(ミーメー)でカシチーを炊き、先祖と火の神に収穫の報告と感謝をする。
吉日豊年祭六月の刈り入れが済む頃、離島では盛大な豊年祭が行われる。
吉日綱引き沖縄の各地で豊年を祈り綱引きが行われる。勝負で吉や凶を占ったり、綱の一部を海に流して作物の病気や害虫除けを祈ったりする。
7月7日七夕お盆の前に先祖を案内するため、お墓の掃除をしたり衣類や穀物の虫
干しをする。
13日お盆の入り
(ウンケー)
仏壇には生花やちょうちん、果物を飾りウンケー ジューシー(炊き込みご飯)を供え、「ウサンデー」して夕食がもたれます。
14日お盆の中日
(ナカヌヒー)
仏壇には三度の家族の食事と同様に供えたり、朝食は特別に無く朝昼をいっしょにしたり、おやつにダーグ(だんご)を供えたります。
15日お盆送り
(ウークイ)
朝昼食は家族の食事と同じものを供えたり、おやつにはさつま芋やスクガラスなどを供えたりで特別な料理はありませんが、どの家庭でも夜には最後の晩餐を家族そろって行います。
13~15日お盆お盆は各家で仏壇や位牌の掃除をして、13日の夕方に家の前で火をたいて祖先を迎えるウンケーをする。仏壇に提灯を飾り、お供え物として六品、または七品(ムシナ、またはナナシナ)を両脇に一対で供える。 お供え物の脇や一段したに、ミンヌクーが供えられた。ミンヌクーはサトウキビや里芋を細かくきざんだもので、先祖の霊を追って来る餓鬼や悪霊にあたえる。
13~15日エイサー沖縄本島各地において見られる集落の娯楽舞踊の1種。来世に帰る祖霊を慰め、供養するために踊られ、琉球王朝時代に各村々に広まったと考えられている。
8月8日トーカチ数え年八十八の長寿の祝い。米寿、「米(ユニ)の祝い」は八十八を米と結びつけたものとも伝わる。 祝いに来たお客に「斗(ト)かき」の形をした竹筒を、おみやげに持たせたところから「トーカチ」と呼ばれる。
8日妖火日
(ヨーカビー)
悪霊払いの行事で、厄払いの祈とうをする。子ども達は爆竹を鳴らして遊ぶ。
10日八月強飯
(カシチー)
この日は小豆入りの強飯(カシチー)を、仏壇や火の神(ヒーヌカン)に供え健康祈願をする。
9~13日シバサシ魔除けのためシバ(桑の小枝とススキを束ねた物)サシをする。石垣や門、家の廻りの四隅、井戸、家畜小屋等の大切な場所や食物貯蔵の瓶にいたるまで魔物が入らないよう屋敷の御願をする。
15日お月見フチャギ(あずきをまぶした小判型の丸い餅)を仏壇や火の神(ヒーヌカン)にお供えする。
9月7日風車
(カジマヤー)
数え年97歳の長寿の祝い。この年になると人は童心にかえるとされ、当人に風車を持たせ村あげて盛大な祝いをする。
9日菊酒菊酒を仏壇や火の神(ヒーヌカン)にお供えし菊の薬効による邪気払いと無病息災を祈る。
10月1日竈まわり
(カママーイ)
各戸口を回って火の用心を呼びかけたり、かまどの掃除や屋敷の内外を掃除する。拝所では火除け祈願をする。 御嶽や殿(トゥン)で火の用心を祈ることから「ヒーマーチヌ御願」と呼ぶ地域もある。
立冬の頃種子取祭
(タントゥイ、タナドゥイ)
種籾を水に入れ良い種籾を選ぶ。
吉日祖神祭
(ウヤガン)
祖先の神が村や部落に来て、豊かな幸をもたらす祭りで、地域により月日や、儀式も違う。
11月7日ふいご祝い
(フーチェー、フーチヌユエー)
大工や鍛冶のふいご祭り。(農林水産業祭りが多い中、唯一の工業祭り)
10日芋の折目
(ウンネヌウユミ)
芋の豊作祈願と、芋を伝えた野国総管(ウムウシュメー)の祭り。各家でウムニー(煮た芋を練ったもの)を仏壇と火の神(ヒーヌカン)にお供えする。
13日アミドウシ久高島で行われる漁業の祭り。
吉日冬至
(トゥンジージューシー)
里芋、野菜の雑炊で冬至雑炊を仏壇や火の神(ヒーヌカン)にお供えし健康祈願をする。
12月8日鬼餅
(ムーチー)
月桃(サンニン)やクバの葉で包んだ餅を、仏壇や火の神(ヒーヌカン)にお供えし家族の健康を祝う。サギムーチーは、子どもの歳の数だけムーチを縄で結び部屋に吊して成長を願う。
24日御願解き
(ウグワンブトゥキ)
火の神(ヒーヌカン)が天昇する日とされる。
27日豚殺し
(ウワークルセー)
正月、折目(ウユミ)又は節日(シチビ)や田植え等に 備えて、豚を屠り、豚油を採ったり肉を塩漬け(スーチカー)にして保存する。
30日年の夜
(トゥシヌユルー)
若松やクルチ、イヌマキの若木で正月の飾り付けをし たり、年越しの豚骨汁(ソーキ汁)や豚足料理(アシティビチ)を食べて新年を迎える。

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