恩納村前兼久では 餅つきをしたことがない人が大勢います。 お正月の餅つき文化を実践しました
恩納村前兼久で お正月の餅つきの文化を広めようとしています。これまでにない、前兼久にはこれまでにない餅つきが習慣づきそうです。第134回沖縄訪問(27)
餅つきはこれまでにないことは、新しい文化です。
これまでにない正月の餅つきは、
ゆっくり前兼久に定着しそうです。
お昼ご飯を食べて朝日会に行きます。
心配していたお天気は、
少しずつ晴れてきました。
これから朝日会の餅つきの用意をします。
片山正喜さんが昨日のうちに餅米を
水に浸けておいてくれたので、
今日は蒸籠蒸しをします。
朝日会会長 金城勝秀の名前で
謹賀新年のポスターが掲示されています。
第5回目の今年は
4回餅をつくことになっています。
朝日会の皆さんが集まってきました。
仲程學さんはホテルから
石臼と杵を借りてきてくれています。
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蒸籠で蒸したお米を1臼分入れます。
いきなり搗くのではなくて、
最初は杵で米を潰します。
蒸籠の下の段から使って行きます。
下の段ほどよく熱が通って蒸せているからです。
これまでにない、お餅を搗いてみると、
お餅が上手く搗けるには、
餅米が熱いうちでなければ難しいのです。
熱を冷ます要因の中で、
温めた石臼がすぐに冷たくなり、
餅米を冷やしてしまいます。
そこで早くしないと、
餅が冷えるといいお餅にならないので、
熱いうちにお米をすり潰します。
過去に4回もやったので、
いきなりつき始めるのでなく、
最初はすり潰しから始めた方が
上手く行くことを学習しました。
すり潰したら今度は二人で交互に、
餅をつき合いします。
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これまでに参加しなかった前兼久の少年野球団も、
餅つき大会に招待しています。
子ども達に、こんな風に搗くんだよと言う見本を見せます。
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お餅が搗き上がると、
熱いうちに餅の形に丸めて行きます。
味付けは、大根と柚子醤油、きな粉、
あんこを入れるのと3つです。
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松葉博雄はあんこ餅作りを担当しました。
同じ大きさで、均等に餡が広がるように、
美しい姿のあんこ餅を作るのは意外に難しいのです。
子ども達の餅の食べ方の反応は、
きな粉に人気が集まっています。
2回目になると子ども達も
自分たちで搗いてみたくなってきました。
前兼久の人が集まって着て、
自分たちもしたいという目で遠巻きに見ています。
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会長の金城秀勝さんに
少年野球のチームメンバーが、
招待のお礼を言っています。
松葉博雄はあんころ餅の次に、
鏡餅を作りました。上にミカンを添えて、
これまでにない朝日会のお飾りができました。
以前、2006年に金城釣り具店に、
夏休みの課題の工作を、金城千賀子さんに習いに来ていた、ルイちゃんも、
あれからどんどん成長して、
小学生が高校生になっています。
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松田正さんは初孫ができて、
嬉しそうに抱いています。
冨着勝弘さんの孫の翔瑛君とお嬢さんが
親子で餅つきを始めました。
ルイちゃんも翔瑛くんと餅をついてみます。
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少し日が照ってきて、
正月らしくなってきました。
1時から始まった餅つきは14時で終わり、
片付けをして14時半頃帰ります。
今年は少年野球チームが参加して、
一層賑やかになりました。
反省としては、女の子のグループが足りません。
男の子はきな粉が好きで、
女の子はあんこが好きなことも分かりました。
第5回目の餅つき大会で、すっかり定着したようです。
2012年1月1日(日)